2025.8.1

【保存版】沖縄の47か所泡盛酒造所完全ガイド!歴史・見学・銘柄丸わかり!

【保存版】沖縄の47か所泡盛酒造所完全ガイド!歴史・見学・銘柄丸わかり!

ハイサ〜イ!沖縄ナビ編集部パパスです!
泡盛は沖縄の文化そのもの。47か所ある酒造所を巡る旅は、一口飲むごとに土地と作り手の想い、出来上がるまでの物語に出会える“泡盛ツーリズム”そのものです。味わいの違い、製法のこだわり、蔵元の歴史…あなただけの一本がきっと見つかります。この記事では、地域別に酒造所をまとめつつ、それぞれの代表銘柄や工場見学ができるか含めしっかりとまとめていきますよ〜!

泡盛とは?基本の“き”を押さえよう

・原料はタイ米(インディカ米)。そこに黒麹菌を使って醸造する。
・単式蒸留により、香りとコクがしっかり。
※単式蒸留は、もろみを加熱してアルコール分を含んだ蒸気を冷やして、お酒にする最も古くシンプルな製法のこと
・常温で熟成し、3年以上寝かせたものは「古酒(クース)」と呼ばれます。
・アルコール度数は約25〜30%。まろやかに飲むならオンザロックや水割りがおすすめ。

※泡盛初心者の方は、パパスおすすめの飲み方で、泡盛の水割りにブラックコーヒーをほんの少し入れて混ぜて飲むとすごく飲みやすいですよ!

地域別・47蔵の一覧と見学ポイント

ここからは地域別に沖縄の酒造所を紹介していきます!

北部エリア

ここでは北部にある12蔵の酒造所をご紹介します。

株式会社伊平屋酒造所

株式会社伊平屋酒造所の照島

沖縄県の運天港から80分の県最北端に位置する伊平屋島にある酒造所、伊平屋酒造所。
創業1948年から伝統的な製法にこだわり、昔から親しまれてきた味が人気で味を保つため丁寧な泡盛づくりを行っています。
古酒と一般酒を何種類もブランドしてはテイスティングを繰り返し新の味わいも求め新商品開発にも力を入れている会社です。

住所伊平屋村字我喜屋2131-40番地
主な銘柄照島, 芭蕉布
見学予約制/無料/9:00~17:00(平日)
予約連絡先0980-46-2008

合資会社伊是名酒造所

合資会社伊是名酒造所の金丸

伊是名酒造所は沖縄北西の会場に位置する離島、伊是名島に点在しています。
1949年に創業し島から湧き出る天然水を用いた伝統的な手作業の酒造方法にこだわってきました。
普段からタイ米と年に一度使われる国産米の2種類がありタイ米はコクがあり深い味わいで島米は手間がかかるもののすっきりとした味わいとなっています。

住所伊是名村字伊是名736番地
主な銘柄常盤, 金丸
見学予約制/一人当たり税込1,500円/所用時間40分/平日
予約連絡先0980-45-2089

やんばる酒造株式会社

やんばる酒造株式会社のやんばるくいな

やんばる酒造所は、1950年に創業した山原にある酒造所です。
長寿の里、大宜味村の水を使い豊かな風味とやわらかい甘さが自慢のお酒を造っています。
見学終了後は泡盛の試飲もあり気軽にやんばる酒造所のお酒を味わうことができます。

住所大宜味村字田嘉里417番地
主な銘柄まるた,やんばるくいな
見学予約制/一人当たり1,000円/所用時間30分/午前1回・午後1回
予約連絡先0980-44-3297

有限会社今帰仁酒造

有限会社今帰仁酒造の美しき古里

今帰仁酒造所は1948年に今帰仁で酒造りを始めた酒造所です。
今帰仁の豊かな大地・空気・水などの自然を素材とし、酒造を続けています。
熟成に歳月をかけるコクのでる製造方法を伝統と捉え現在まで受け継がれてきました。

住所今帰仁村字仲宗根500番地
主な銘柄美しき古里
見学予約制/無料/所用時間20分/13:00~16:00(平日)
予約連絡先0980-56-2611

有限会社山川酒造

有限会社山川酒造の珊瑚礁

山川酒造所は1946年終戦の翌年に沖縄の伝統で文化である古酒を復興させるために創業した酒造所です。
八重岳の豊かな自然に恵まれた山から湧き出る清水を仕込んでおり長年熟成をさせる製法が用いられています。
長期熟成させた泡盛はまるみをおびた芳香を放ち、芳醇なコクのある古酒となっており人気です。

住所本部町字並里58番地
主な銘柄珊瑚礁
見学予約制/一人当たり1,000円または3,000円のコース別/所用時間50分/14:00~16:00(平日+第1.3.5土曜日)
予約連絡先0980-47-2136

株式会社龍泉酒造

株式会社龍泉酒造の龍泉

龍泉酒造は多野岳の横にある自然豊かな地域に位置している酒造所です。
製法は老麹製法が使われておりしっかりと製麹することで風味の高い古酒向きの深い味わいを生み出す麹を作っています。
手間を惜しまず伝統的な泡盛を受け継ぐことに尽力しており記念品用オリジナルボトルなども販売されています。

住所名護市字仲尾次222番地
主な銘柄龍泉
見学予約制/無料/所用時間30分/10:00~16:30(平日)
予約連絡先0980-58-2401

合資会社津嘉山酒造所

合資会社津嘉山酒造所の國華

津嘉山酒造所は1970年から変わらない製造ラインを保っている名護市の酒造所です。
従業員3名の小さな酒造所ですが工場に歴史があり戦火を生き延びた国指定重要文化財に指定された赤瓦の古民家で観光地としても有名です。
津嘉山酒造所の古酒はメープルシロップのような甘い香りですが甕ごとに味が違う自然熟成に力を入れた製法でリピーターは甕番号を指定して購入される方もいるとの事です。

住所名護市大中1-14-6
主な銘柄國華
見学予約不要/無料/11:00~17:00(平日)
予約連絡先予約不要

ヘリオス酒造株式会社

ヘリオス酒造株式会社のくら

ヘリオス酒造所は名護市に本社を置くラム酒製造から始まった酒造メーカーです。
他の酒造所とは違い6種類の酒類製造免許も持っており多種多様な商品を展開しています。
製造方法には600年の歴史を誇る伝統的な製法を守り現在でも引継がれてきています。

住所名護市字許田405番地
主な銘柄くら,轟
見学予約制/一人当たり500円/所用時間45分/10:00~16:30(年中無休)
予約連絡先0980-50-9686

合資会社恩納酒造所

合資会社恩納酒造所の萬座

恩納村酒造所は観光地として人気の高い恩納村にある酒造所です。
1949年にモロミ仕込み用のカメと蒸留器を設置した小さな酒造所から始まっています。
昔ながらの伝統製法を継承し、創業から変わらぬ味と香りがあり力強い古酒に育っています。

住所恩納村字恩納2690番地
主な銘柄萬座
見学予約制/9:00~16:30(平日)
予約連絡先098-966-8105

咲元酒造株式会社

咲元酒造株式会社の咲元

咲元酒造は1902年に創業された100年以上の老舗で2代目に戦後昭和21年に泡盛を作り始めた会社です。
戦後の泡盛復興の父と呼ばれた職人で空襲で焼けた酒造から麹のついたニクブクを発見し、復旧させた話は有名になっています。
製品は甘みが程よく濃厚で深い甘味が特徴の泡盛が人気です。

住所恩納村字山田1437-1(琉球村施設内)
主な銘柄咲元, 三年古酒
見学予約不要/琉球村内にあるため、見学はガラス越しとなります。
予約連絡先予約不要

崎山酒造(株式会社松藤)

崎山酒造(株式会社松藤)の松藤
住所金武町字伊芸751番地
主な銘柄松藤
見学予約制/無料/所用時間40-60分/10:00~13:30最終受付(平日)
予約連絡先098-968-2417

有限会社金武酒造

有限会社金武酒造の龍

金武酒造は、沖縄県内でも屈指の水処である金武町で営業している酒造所です。
1949年に創業と比較的新しいですがまろやかで飲みやすい泡盛として地元の方に人気になっています。
近年では泡盛鑑評会で長年優秀賞や県知事賞を連続受賞しており有名な泡盛の一つです。

住所金武町字金武4823-1
主な銘柄
見学予約制/一人当たり税込大人700円、中学生660円、小学生550円/午前10:00~午後15:00〜の2部構成(火曜日定休)
予約連絡先098-968-8581

中部エリア

ここでは中部エリアに点在する5蔵の酒造所をご紹介します。

有限会社神村酒造

有限会社神村酒造の暖流

社神村酒造は1882年委那覇市繁多川で創業した酒造会社です。
昔はラベルはなく神村のお酒と呼ばれ戦後の人々の心を癒す酒として愛されてきました。
古くから伝わる神村酒造では、受け継がれた技と思いを泡盛として販売し愛して頂くことを目標にひび泡盛を作っています。

住所うるま市石川嘉手苅570番地
主な銘柄暖流,守禮
見学予約制/一人当たり500円/所用時間40分/午前10:00~、午後14:00〜、15:30〜の1日3回
予約連絡先098-964-7628

協同組合琉球泡盛古酒の郷

協同組合琉球泡盛古酒の郷の古酒の郷

古酒の郷は「悠久の時を刻み、沖縄の泡盛文化を発信」を掲げ泡盛の古酒をたしなむ文化を受け継ぐ協同組合です。
組合に賛同した県内43か所の酒造所の泡盛が組合内の大型タンクでブレンドされています。
沖縄の泡盛が緻密に組み合わさり独自の味わいと熟成させる県民の宝です。

住所うるま市勝連南風原5193-27
主な銘柄古酒の郷
見学要確認
予約連絡先098-939-6072

有限会社比嘉酒造

有限会社比嘉酒造の残波

比嘉酒造は1948年に読谷で創業した沖縄で定番となる泡盛を作っている会社です。
太平洋戦争後の資源不足の中、県民に良質の泡盛を提供したいという思いから創業しました。
現在ではそんな思いの元沖縄県民だけでなく多くの方に親しまれている有名な泡盛です。

住所読谷村長浜1061
主な銘柄残波
見学予約制/一人当たり700円/所用時間40分/ 10:00~・11:00~・13:00~・14:00~・15:00~の1日5回(平日)
予約連絡先098-958-2205

新里酒造株式会社

新里酒造株式会社の琉球

新里酒造は1846年に創業したうるま市にある沖縄最古の蔵元を構える酒造所です。
当時は琉球王府は泡盛造りを30人のみに許しその中に新里酒造も入っており中国や日本への献上品として重宝されてきました。
現代では受け継がれてきた手法を続けながらも日々新しい方法にチャレンジしておりオリジナルで旨い酒を造り続けています。

住所沖縄県沖縄市古謝3-22-8
主な銘柄琉球,新里
見学予約制/一人当たり1,100円/所用時間60分/午前10:00~、午後15:00〜の1日2回(平日)
予約連絡先098-939-5050

北谷長老酒造工場株式会社

北谷長老酒造工場株式会社の長老

北谷長老酒造は1948年に首里に創業後、北谷に移転した酒造会社です。
この会社の定番となっている北谷長老はネットの口コミでおいしいと話題となり全国的に知られています。
現代でも伝統製法にのっとり、味がぶれないよう丁寧な酒造りを心がけており人気な泡盛です。

住所北谷町字吉原63
主な銘柄北谷長老,一本松
見学見学不可
予約連絡先

那覇・南部エリア

ここからは那覇市・南部にある12蔵の酒造所を紹介していきます。

瑞泉・識名・瑞穂などの有名蔵含む全10蔵と協同組合。ほとんどの蔵で予約制の蔵見学に対応。

神谷酒造所

神谷酒造所の南光

神谷酒造所は1949年に創業した南部に位置する八重瀬町にある自然豊かな酒造所です。
工場長の神谷雅樹さんは近隣の酒造所で厳しい修行の果てに現在は自社の泡盛製作をしています。
昔ながらの製法にこだわり毎日18時間毎日もろみの香りの変化を確認しながらなめらかな味を仕上げていきます。

住所八重瀬町字世名城510-3
主な銘柄南光
見学予約制/無料/所用時間30分
予約連絡先098-998-2108

上原酒造株式会社

上原酒造株式会社の神泉

上原酒造株は197年に沖縄南部の糸満市に創業した糸満市最古の蔵元も備えている酒造所です。
2015年に一度休眠しましたが2021年に泡盛づくりを再開しています。
業界初の電子技法によりつくられておりまろやかで芳醇な泡盛は、県知事賞を連続受賞するほどになっています。

住所糸満市字座波1061番地
主な銘柄神泉, 糸満
見学見学不可
予約連絡先098-994-6320

まさひろ酒造株式会社

まさひろ酒造株式会社のまさひろ

まさひろ酒造は1882年に琉球王国の城下町となる首里にて創業しました。
当時は王府から許可を得た30人のみが製造を認められており当時のまさひろ酒造の昌文は料理人の腕前を評価され称号を与えられています。
創業から伝統的な製法を守りながら日々切磋琢磨し常に良質な泡盛を製造しています。

住所糸満市西崎町5-8-7
主な銘柄まさひろ,島唄
見学自由見学/無料/見学可能時間 9:00〜17:00(最終入場16:30)
予約連絡先098-994-8080

株式会社石川酒造場

株式会社石川酒造場の友玉

石川酒造場は1949年に那覇市首里寒川の地で創業した比較的あららしい酒造所です。
創業当初からメインブランドの玉友の甕仕込みの古酒30度を製造し続けています。
昔ながらの手間暇の掛かる甕仕込みを用いて王品で豊かな香りと深い芳醇な味わいです。

住所西原町字小那覇1438-1
主な銘柄玉友
見学※蔵元事務所改装のため、一時中止。要問合せ。
予約制/見学可能時間 9:30〜16:30(平日)
予約連絡先098-945-3515

忠孝酒造株式会社

忠孝酒造株式会社の忠孝

忠孝酒造は1949年に沖縄本島南部の豊見城村に大城酒造所として創業したのが始まりです。
1980年には現在の忠孝酒造に名称を変更し泡盛の新たな可能性を追求し始めました。
2006年には泡盛メーカー初となる「醸造学」の博士号を取得し日本醸造協会技術賞を受賞されています。

住所豊見城市字名嘉地132番地
主な銘柄忠孝,夢航海
見学予約制/見学案内時間:午前10:00~、午後14:00〜の1日2回(木曜日を除く平日)
予約連絡先098-851-8813

株式会社津波古酒造

株式会社津波古酒造の太平

津波古酒造は1898年に創業した那覇市与儀の住宅街に建てられた酒造所です。
戦後に今の看板商品、太平が発売され商品名には先代の平和を願ってと命名したとの事です。
現在は万人受けする酒より個性のある美味しい酒造りをモットーに手間暇かけて製造されています。

住所那覇市字与儀2-8-53
主な銘柄太平
見学要確認
予約連絡先098-832-3696

久米仙酒造株式会社

久米仙酒造株式会社の久米仙

久米仙酒造は1952年に創業された那覇市字仲井真に点在する酒造所です。
戦争の影響もあり泡盛の文化がいつ途絶えてもおかしくない状況のなか泡盛を受け継ぎ続けた方が始めました。
伝統を大切にしながらも新しい可能性を求めて一歩進んだ泡盛づくりをモットーに泡盛を造り続けています。

住所那覇市字仲井真155番地
主な銘柄久米仙
見学予約制/無料/10:00〜15:00(平日)
予約連絡先098-832-3133

宮里酒造所

宮里酒造所の春雨

宮里酒造は1946年に那覇市小禄の住宅街の狭間に創業された酒造所です。
戦後すぐに建てられた木造平屋建ての町工場のなかで町の復興とともに立ち直っていった酒造所でした。
沖縄が日本に復帰した際には沖縄国際海洋博覧会では天皇に献上する泡盛に選ばれ有名な酒となっていきました。

住所那覇市小禄645番地
主な銘柄春雨
見学予約制/一人当たり2,000円/所用時間60分/見学可能日月〜土
予約連絡先098-857-3065

沖縄県酒造協同組合

沖縄県酒造協同組合の海乃邦

酒造協同組合は1976年に設立された組織で那覇市港町に点在している酒造所です。
県内の泡盛製造業者が全て参加しており業界の安定と経済的地位の向上を図ることを目的に活動しています。
現時点では業界が一つになって開発した泡盛は品質やパッケージのデザインが世界的にも高い評価を受けています。

住所那覇市港町2-8-9
主な銘柄海乃邦,南風
見学要確認
予約連絡先098-868-1470

瑞泉酒造株式会社

瑞泉酒造株式会社の瑞泉

瑞泉酒造は1887年に創業された那覇市首里に点在している酒造所です。
当時の琉球王国時代には琉球王府に認められた30人しか泡盛を造れなかったですが認められた歴史があります。
全国の酒類のグランプリではグランプリ史上初審査員満場一致の満点を出すほど味の良い泡盛です。

住所那覇市首里崎山町1-35
主な銘柄瑞泉,おもろ
見学予約制/無料/見学可能時間 9:00〜17:00(最終入場16:30)
予約連絡先098-884-1968

瑞穂酒造株式会社

瑞穂酒造株式会社の瑞穂

瑞穂酒造は1848年に創業され首里に点在していた酒造所です。
琉球王国時代は泡盛は貴重な酒として管理され、城下町の三箇所のみで作られておりその一つに含まれていました。
古酒を世界に広めることを目標に昔ながらの製法にこだわり続け古酒を先駆けて製品化するなど古酒のパイオニアとして勢力的に造り続けています。

住所那覇市首里末吉町4-5-16
主な銘柄瑞穂
見学要確認
予約連絡先098-885-0121

有限会社識名酒造

有限会社識名酒造の時雨

識名酒造は1918年にに那覇市首里赤田町にて点在していた酒造所です。
識名酒造は戦火を逃れた大変貴重な150年前の古酒を保存している蔵元があります。
また歴史のある識名酒造は沖縄県初の瓶詰の泡盛を売った歴史が有名です。

住所那覇市首里赤田町2-48
主な銘柄時雨
見学予約制/無料
予約連絡先098-884-5451

離島エリアの酒造所

ここからは沖縄県の離島に点在している酒造所を紹介していきます。

宮古エリア

ここでは宮古エリアに点在している6蔵の酒造所を紹介していきます。

株式会社宮の華

株式会社宮の華の宮の華

宮の華は1948年沖縄本店から南西約300kmに位置する宮古諸島の伊良部島に点在していました。
サンゴ礁が隆起してできたといわれる島の水を使ってあり泡盛造りに最適なミネラルが多く含まれています。
「小さくてもいいから、人のこころにゆっくりと咲き続ける宮古の華のようになりたい」という想いから創業時から代々引き継がれています。

住所宮古島市伊良部字仲地158-1
主な銘柄宮の華
見学休止中
予約連絡先0980-78-3008

株式会社渡久山酒造

株式会社渡久山酒造の豊年

渡久山酒造は1948年に宮古島市に点在している酒造所です。
豊かな自然のなかで黒麹によって造り出される麹米は、ミネラル豊富な地下水で仕込んでいるのが特徴です。
味はもろみがフルーティーな香りを醸し出すタイミングを見極めており初めての方にも親しみやすいと評判です。

住所宮古島市伊良部字佐和田1500番地
主な銘柄豊年
見学予約制/無料/見学可能時間 10:00〜15:00
予約連絡先0980-78-3006

株式会社多良川

株式会社多良川の多良川

多良川は1948年に宮古島に点在している酒造所です。
酒造所は神聖な場所にあり上比屋山と集落とのちょうど境界線にあり地価を豊かな水が流れる場所にあります。
また業界内での競争が厳しくなった時には常識を覆すために鍾乳洞での酒の貯蔵を初め多くの方から注目を浴び多良川の名が有名になりました。

住所宮古島市城辺字砂川85番地
主な銘柄琉球王朝、多良川ブラウン
見学予約制/一人当たり500円/所用時間45分/10:00~・11:00~・13:30~・15:00~の1日4回(平日)
予約連絡先0980-77-4108

沖之光酒造合資会社

沖之光酒造合資会社の沖之光

沖之光酒造は1948年に宮古島にて創業した酒造所です。
酒造りを行うのは実質2名と小規模の酒造所ですが週に1.5トンの米から発行や蒸留・温度管理などを機械化せずに行っています。
このように手間暇かけて作られた泡盛は雑味のないすっきりとした味わいで家族営業ならではの温かみがあるとのことです。

住所宮古島市平良字下里1174番地
主な銘柄沖之光
見学見学不可
予約連絡先0980-72-2245

池間酒造有限会社

池間酒造有限会社の瑞光

池間酒造は1946年に宮古島の卜部に点在している酒造所です。
昭和50年代までは泡盛は臭くて飲めないという認識の時代だったため池間酒造は香り豊かで甘みとのど越しのある泡盛を制作し始めます。
結果的には国内外とはず数々の賞を受賞する泡盛が完成し泡盛文化を受け継ぐ人物の一人となっていました。

住所宮古島市平良字西原57番地
主な銘柄瑞光, ニコニコ太郎
見学見学不可
予約連絡先0980-72-2425

菊之露酒造株式会社

菊之露酒造株式会社の菊之露

菊之露酒造は1928年に宮古島で創業した酒造所です。
菊之露酒造は今では沖縄でトップクラスに定番となっている泡盛で現代に合った味わいへ変化させていることが特徴となっています。
今では宮古、沖縄だけでなく県外でも銘酒として評価が高く人気のある泡盛です。

住所宮古島市平良字西里290番地
主な銘柄菊之露
見学要確認
予約連絡先0980-72-2669

八重山エリア

ここからは八重山エリアに点在している10蔵の酒造所を紹介していきます。

株式会社どなん酒造

株式会社どなん酒造のどなん

どなん酒造は1958根に与那国島で創業した酒造所です。
人口添加物を一切使わず、製麹や瓶詰め作業まで手作業で醸造を行っており思いの詰まった泡盛となっています。
中で有名なのが度数60℃の「花酒」で、もろみを蒸留して初めにできる初留液で与那国の特産品にもなっています。最近では度数の低い健康的な泡盛の販売も行われています。

住所与那国町字与那国2087番地
主な銘柄どなん
見学予約不要/朝-09:00~12:00 昼-13:00~16:30
予約連絡先0980-87-2315

合名会社崎元酒造所

合名会社崎元酒造所の与那国

崎元酒造所は1927年に共同で与那国で設立された酒造所です。
与那国で最も古い酒造所として有名で伝統を守り米や麹、水に直接触れる手法を用い、ビン詰めからラベル貼りまでを手作業で行っています。
手作業でやる為、側を離れることのできない作業を経て完成する花酒には別の泡盛とは違い定評があります。

住所与那国町字与那国2329
主な銘柄与那国
見学要確認
予約連絡先0980-87-2417

入波平酒造株式会社

入波平酒造株式会社の舞富名

入波平酒造は1949年に与那国町にて創業した酒造所です。
入波平酒造の泡盛は香ばしくて甘いと知られており初めて泡盛も飲む方にも飲みやすいちなっています。
舞富名という一番人気の泡盛は与那国の方言で、この酒が飲む人に喜びや嬉しさを与える酒になるようにという願いをこめて名づけれらています。

住所与那国町字与那国4147-1
主な銘柄舞富名
見学要確認
予約連絡先0980-87-2431

株式会社池原酒造

株式会社池原酒造の白百合

池原酒造は1951年に石垣島で創業している酒造所です。
70年間の夫婦2人が経営していたが高齢化に伴い廃業の危機に直面したが孫が2013年に継承した。
しかし酒造りは未経験だったが現在は社長として叔父叔母のサポートを受けながら泡盛×エンタメを掛け合わせ超個性派の泡盛を数多く販売し人気である。

住所石垣市字大川175番地
主な銘柄白百合
見学予約制/所用時間30分/13:00~17:00(火-日※月曜定休)
予約連絡先0980-82-2230

仲間酒造株式会社

仲間酒造株式会社の宮之鶴

仲間酒造は1948年に石垣島にて創業した酒造所です。
戦後間もない小さな酒蔵から生み出される宮之鶴は県内でも最小で取り扱いの少ないレアな泡盛です。
現在も少数で同じ製法を守りながら営業しており涼な香りと優しい甘み、芯のある味わいを体験することができます。

住所石垣市字宮良956番地
主な銘柄宮之鶴
見学見学不可
予約連絡先0980-86-7047

請福酒造有限会社

請福酒造有限会社の請福

請福酒造は1949年に石垣市で酒屋として創業した酒造所です。
「直火釜蒸留法」などの伝統的な製法にこだわり、職人の手により新たな泡盛を生みだす挑戦を頑張っているます。
業界内で初めて減圧蒸留法に挑戦した際は減圧泡盛請福が大ヒットし現在まで親しまれてきました。

住所石垣市字宮良959
主な銘柄請福
見学予約制/無料/所用時間15分/1日1回14:00~のみ(平日)
予約連絡先0980‐84‐4118

有限会社髙嶺酒造所

有限会社髙嶺酒造所の於茂登

髙嶺酒造所は1949年に創業し石垣市で営業している酒造所です。
蒸した米に種麹を手でしっかり混ぜて、二晩寝かせたこだわりの老麹づくりなど、一貫して全工程手造りで泡盛造りを行う酒造所となっています。
最近では石垣のアーティストBIGINとコラボした商品を販売したりと挑戦もしている酒造所です。

住所石垣市字川平930-2番地
主な銘柄於茂登
見学予約不要/無料/所用時間20分/9:00~17:00(平日・土)※午前推奨
予約連絡先0980‐88‐2201

有限会社八重泉酒造

有限会社八重泉酒造の八重泉

八重泉酒造は1955年に石垣市で創業した酒造所です。
石垣島に古くから伝わる伝統製法や業界に先駆けて行った洋酒樽での長期貯蔵など伝統に確信を融合された酒造りが有名です。
石垣県産の米、赤ハブなどを用いた泡盛やワイン、お酢、リキュールなど幅広いお酒を販売しています。

住所石垣市字石垣1834番地
主な銘柄八重泉
見学予約制/大人一人7,000円〜/所用時間120分/3つのツアープランをご用意
予約連絡先0120‐8000‐32

株式会社玉那覇酒造所

株式会社玉那覇酒造所の玉の露

玉那覇酒造は100年以上にわたって石垣町の市街地で営業している酒造所です。
創業以来伝統製法を用いており多くの作業を手作業で行っており大切に作られた泡盛となっています。
地元の愛飲かを大切にしており現在も生産量の9割が島内ということで地元に愛されています。

住所石垣市字石垣47番地
主な銘柄玉の露
見学見学不可
予約連絡先0980-82-3165

波照間酒造所

波照間酒造所の泡波

波照間酒造は1953年に石垣島にて営業している酒造所です。
創業以降から作っている残波はシンプルさが魅力で地元の方にも愛されてきています。
一時期は10年前に焼酎ブームが起き高額価格で売買され幻といわれる程人気を保っています。

住所竹富町字波照間156番地
主な銘柄泡波
見学見学不可
予約連絡先0980-85-8332

久米島エリア

ここからは久米島エリアに点在している2蔵の酒造所を紹介していきます。

米島酒造株式会社

米島酒造株式会社の美ら蛍

米島酒造は1948年に7名の仲間とともに米島興業合資会社を設立しました。
一度製造ライン御ミスで味の質が変わってしまうミスがおき倒産寸前まで追い込まれます。
ですが地域の方々にもっと泡盛を伝えたいということで尽力した結果今でま有名なメーカーの一つとなっています。

住所久米島町字大田499番地
主な銘柄久米島, 美ら蛍
見学予約制/無料/所用時間120分/見学可能時間:10:00~12:00、14:00~15:00(平日・土)
予約連絡先098-985-2326

株式会社久米島の久米仙

株式会社久米島の久米仙

久米島の久米仙は1949年に商業された酒造所です。
久米島の恵まれた自然、豊かな気候・風土に育まれた先代のこだわりを大切にしています。
現在では沖縄ではトップを争うほど有名なメーカーになっています。

住所島尻郡久米島町字宇江城2157
主な銘柄久米仙
見学予約制/10:00~15:00(平日)
予約連絡先098-832-3133

注目10蔵を深掘りレビュー

・瑞泉酒造(那覇市)
創業130年以上。首里城近くの製法を守る蔵で、一般的にタイ米を使用している泡盛が多い中、沖縄産伊平屋産米使用の限定古酒「尚覚」は金賞受賞!

・比嘉酒造(読谷村)
「残波」は沖縄県外でも人気が高く、青い海にちなむ爽やかな味わいが虜になること間違いナシ!

・ヘリオス酒造(名護市)
泡盛+ラム酒+ウイスキーの多角醸造で、個性豊かな香りで、唯一無二の一杯が味わえる!

・多良川酒造(宮古島)
観光客向けに見学施設あり。島の自然を味わうラインアップ多数。ミネラル豊富な硬水で仕込まれた泡盛は、熟成を経てまろやかな味わいに仕上がっています!

・請福酒造(石垣島)
令和6年の「酒屋が選ぶ焼酎大賞」で「直火請福」が泡盛部門で大賞を受賞!「インパクトが一番大きくて美味しい」という味は是非堪能してみたい!

・崎元酒造(与那国)
日本最西端の蔵元。地元産米を使った「海波」シリーズを製造。香りも良く、程よくとろみがあって喉越しも良い!

・池間酒造(宮古島・池間島)
島のお祭りで振る舞われる蔵として長年親しまれていて、まろやかな味わいや品質の高さで高い支持を得ています!

・新里酒造(沖縄市)
創業1846年、現存する沖縄最古の酒造所。伝統を守りながらも、飲みやすいライトタイプの「琉球泡盛 新里」や古酒「琉球クラシック」など、多彩なラインナップが魅力!

・瑞穂酒造(那覇市)
首里の老舗蔵のひとつで、昔ながらの泡盛文化を発信。泡盛ベースの梅酒やリキュールなど、若者や女性にもうれしい新提案を多数展開!

・宮の華(宮古島)
離島ファンにも根強い人気。海の音が聞こえる蔵で仕込む「うでぃさんの酒」や、「古酒 宮の華」は土産にもぴったりの上質な一本!

酒造所見学のコツと注意点

・予約が基本:蔵元によっては繁忙期閑散期で受け入れ可否も変わります。公式HPか電話で最新情報を確認。
・運転手の確保を:試飲を楽しむためには代行・宿泊・運転手必須!
・限定古酒も狙い目:蔵元限定品・古酒は旅の記念にぴったり。
・お土産購入は事前チェック:重量や割れやすさに注意。

飲み方Q&A

・古酒って何?
3年以上寝かせたものは香り・コクが深まる「クース」。
・割り方の定番は?
水割り、お湯割り、ソーダ割り、ロック…飲み方で香りも変わります。パパスおすすめは水割りに少量のブラックコーヒーをいれると飲みやすさ130%UP!
・保存は?
開栓後は冷暗所。古酒は劣化しにくいですが、香り優先なら冷蔵もあり。

まとめ

47蔵の旅は、ただの地酒めぐりではなく、沖縄の歴史・自然・文化・人情に触れる旅です。一杯一口が、蔵元のストーリーを語りかけます。
沖縄で飲む泡盛は、ただの「お酒」じゃないんです。
一本一本が、島の風や人の手のぬくもり、そして何より“時間”を閉じ込めた宝物!
どの酒造所も、それぞれのストーリーがあって、そこにしかない風土と文化があります。
観光の途中でふらっと立ち寄ってもよし。泡盛巡りを目的に旅するのもまたよし!
パパス的には、旅の最後の晩に、地元の酒屋さんで「また飲みたい」って思える一本に出会うのが、最高の締めだと思ってます!

ぜひこの記事を参考に、自分だけの“推し泡盛”を探してみてくださいね〜!
それでは皆さん、良い“泡盛ライフ”を〜!
カリー!!(乾杯!)

この記事を書いた人

パパス
パパス
東京から移住して気づけばもう15年。青い海とゆるやかな時間にすっかり心を掴まれ、いまや晴れた日には海を見て「今日もがんばろ〜!」が口ぐせに。お気に入りは瀬長島からみる夕日と、やんばるで飲むアイスコーヒー。
「ここで働いたら最高じゃん!」と思った場所はすぐにリサーチ&取材に行っちゃう行動派です。
沖縄の“いま”の魅力を、もっとたくさんの人に届けたくて、日々ゆるっと情報発信中!

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