
沖縄の伝統工芸まとめ!沖縄の職人技が光る伝統工芸や歴史、体験スポットを紹介!

日本全国には古くから引き継がれ現在も職人が手作業で作る伝統工芸品は数多く存在します。
その中で沖縄の伝統工芸品は沖縄の自然と文化が合わさり個性豊かな伝統工芸品が受け継がれてきました。
それぞれの伝統工芸品は沖縄独自の歴史や風土、職人の思いが込められており、多くの工房や職人たちによって今もなお大切に守られています。
この記事では、沖縄を代表する伝統工芸品の種類や良さ、関連する歴史、誰でも楽しめる体験スポットなどをまとめていきます。
沖縄文化に興味があり触れてみたいなと思う方はぜひ最後までご覧ください。
伝統工芸品と呼ばれるには条件がある!
伝統工芸品と呼ばれるためには経済産業省が定めた条件を満たすことで伝統工芸品と認定されます。
伝統工芸品は該当するには以下の条件を満たす必要があります。
- 主として日常生活で使用する工芸品であること。
- 製造工程のうち、製品の持ち味に大きな影響を与える部分は、手作業が中心であること。
- 100年以上の歴史を有し、今日まで継続している伝統的な技術・技法により製造されるものであること。
- 主たる原材料が原則として100年以上継続的に使用されていること。
- 一定の地域で当該工芸品を製造する事業者がある程度の規模を保ち、地域産業として成立していること。
このように伝統工芸品として認められた物243品目存在し結果的に歴史が100年以上続く物に限られ琉球ガラスなどの民芸品とも差別化されてきています。
他では味わえない伝統工芸品の魅力6点!
ここからは観光客にも愛される伝統工芸品の良さを紹介していきます。
1.職人の手づくり
伝統工芸品は何と言っても職人の修練した長年の技術が代々受け継がれ、機械では出せない技術が盛り込まれています。
2.使いやすさとデザイン性
伝統工芸品の多くは使いやすさとデザイン性が両方備わっています。
目で見て楽しい、使って嬉しい、を表現できるのが伝統工芸品の最大の魅力です。
3.経年変化そのものを楽しむ
長年同じ日用品を使っていくにつれ劣化が進んでいくものです。
しかし伝統工芸品は様々な素材を使っており長年使っている分愛着も湧き経年変化を楽しむことができます。
4.修理して再度使える
日用品であることから大切に扱っていても壊れてしまう時があります。
ですがその工芸品を職人は熟知しており修理をすることが可能です。
通常の製品とは違い、長年使うことができます。
5.同時に歴史と地域の特性を知ることができる。
伝統工芸品にはその地域ゆかりの産業は、その土地の気候や歴史の変化に紐づいて引き継がれています。
そのため、工房や技術にはその土地の文化や思いがたくさん詰まっています。
6.自然との調和
伝統工芸品は、その土地の特性に合わせた原材料を用いています。
また昔は限られた資源の中で必要な分だけつくるという意識があったため資源の無駄遣いをしていないというのもいい部分です。
沖縄県の伝統工芸品をまとめて紹介!
ここからは沖縄県の伝統工芸品をまとめて紹介していきます。
1.壺屋焼(つぼややき)
壺屋焼は、那覇市壺屋で生産されている陶器です。別名は焼物(やちむん)とも呼ばれており沖縄ではポピュラーな食器です。
荒焼(あらやち)、上焼(じょうやち)の2種類が存在しています。
荒焼は主に酒や水に瓶、上焼は荒焼より手間を掛け重量感と風格があります。
~歴史~
14世紀〜16世紀頃に交易の中で壺屋焼の一種の荒焼(あらやち)の技術が伝わります。
17世紀に琉球王国が江戸幕府薩摩藩に支配され交易が止まるが当時の琉球王、尚寧王(しょうねいおう)が朝鮮から陶工を呼び寄せ技術を積極的に取り入れる。
やがて1682年に各地の窯が統合され壺屋焼が始まり、明治以降に壺屋焼が大量生産されたことが生産の下火になった。
2.宮古上布(みやこじょうふ)
宮古上布は宮古島で作られている織物です。重要無形文化財に指定されている最高級の麻織物です。
苧麻(ちょま)という麻の繊維で作った糸で織られる麻織物で、琉球藍で染めて作られます。
苧麻の繊維を1本1本手で裂いて作られているので通気性と耐久性がよく三代ものといわれています。
~歴史~
15世紀から苧麻を使った麻織物は確認されています。
現在から400年ほど前に琉球の国船が沈没寸前の時、宮古の男が助け問切に取り立てそれを喜んだ男の妻が20年間献上した麻の織物が始まり。
1609年〜1637年には琉球が薩摩の支配下になり、女性の人頭税は宮古上布の納付が義務づく。
その中で役人の監視の下で作られる宮古上布は最高級織物として有名に。
その後人頭税が廃止されると宮古上布の品質低下を防ぐため織物組合が組織され現代もなお後継者に受け継がれている。
3.琉球漆器(りゅうきゅうしっき)
琉球漆器は沖縄県全土で作られている漆器です。
中国から伝来した技術を取り入れた物で海外からもその技術と芸術性は評価されています。
また漆の生産地として恵まれ、ディゴ、エゴノキ、ガジュマル他の良質の素材を採取し琉球漆器は独自の地位を確立しています。
~歴史~
14世紀〜15世紀ごろに中国との貿易で漆器技術が伝来。
15世紀には琉球王国が統一し組織的な漆器作成をするため貝摺奉行所(かいずりぶぎょうしょ)が設置され祭祀や儀式にて装飾品として使用される。
1609年に薩摩藩が琉球王国へ侵攻した時に、接収した琉球漆器を徳川家康に献上しました。
1879年に廃藩置県以降は、琉球漆器は民間の工房や漆器会社が製作しています。
4.久米島紬(くめじまむぎ)
久米島紬はは沖縄県久米島町で作られている織物です。
久米島紬の制作は、図案の選定、染色の原料の採取、糸の染め付け、製織などの工程を1人の織子(おりこ)が手作業で行います。
また天然染料を使うことで洗うたびに染料のあくが抜け色が冴えていきます。
現代では一般的に機械を使用してくくりを行いますが久米島紬は全て手作業になっています。
~歴史~
14世紀末堂之比屋(どうのひや)が明に渡り、養蚕(ようさん)などの技術を持ち帰ったことが起源。
1511年に琉球王国の支配下になると紬を貢納布(税金)として納めるようになる。
1609年に薩摩藩に侵攻されると、ますます税は重くなり、紬の質の向上も求められました。
そこで越前から坂本普基(さかもとひろもと)を招聘し、養蚕や真綿の製法などの技術を伝えた。
その後久米島の紬は薩摩を経て江戸に送られ、「琉球紬」の名で知られるようになる。
1903年に人頭税が廃止され1905年頃に改良事業により産業として発展した。
5.琉球絣(りゅうきゅうかすり)
琉球絣は600種類以上が存在し沖縄全土で織られる織物です。
琉球絣の織りは、緯糸を経糸の間に道具を投げ込んで手作業で織っていくという昔ながらの技法です。日々1〜2メートル位ずつを職人が丹念に織り上げていきます。
~歴史~
14〜15世紀に東アジアより貿易で技術が伝来し沖縄王府に収める貢納布(こうのうふ)となる。
首里王府の絵師のデザイン集である御絵図帳(みえずちょう)の図柄を柄に織られる。
明治時代には商品として市場に出回り、大正時代から昭和時代の初めには多くの織子を養成した。
第二次世界大戦には資材の供給が止まり工場が封鎖、多くの技術者が命を落とした。
戦後は伝統に感覚を加え復活し多彩な模様で服飾品やインテリア用品となる。
6.知花花織(ちばなはなおり)
知花花織は沖縄市知花で作られている織物です。
生地に花の様な模様が織り込まれており、模様が連続して織られています。
また模様が連続しない少し変わった模様もあり庶民の自由な感性が活かされた伝統的織物です。
~歴史~
18世紀頃旧美里村(現沖縄市)周辺で花織が開始。
ルーツは琉球王朝時代に交易より南アジアから伝来。
他の織物とは違い貢布の対象ではなかったため自由に織られ祭事にも衣装として用いられる。
明治時代になると徐々に衰退し、第一次、第二次世界大戦では技術が完全に途絶える。
しかし1989年、約100年ぶりに復元され、現在ではネクタイや小物など意欲的に生産されている。
7.八重山上布(やえやまじょうふ)
八重山上布は、沖縄県八重山郡周辺で作られている織物です。
清涼感あふれる白地に浮かびあがる絣模様で主に夏用の着物として着用。
素材の苧麻手紡ぎ糸は風通しがよく人気でしたが、制作に90日かかる為近年では手紡ぎではないラミー糸が使用されています。
~歴史~
八重山上布はかなり昔から織られており琉球王国時代には王府の御用布として絵師の図案通り重質な麻布ができた。
1609年に薩摩藩が琉球に侵攻し、人頭税として納付が課せられる。そこで女性たちは王府監視下の元精緻なものへと発展し最上級の八重山上布ができる。
1886年に人頭税が廃止され産業として発展し短機といわれる織機が考案され男性も織物を始めるきっかけになりました。
現在は沖縄県と石垣市が一丸となって後継者育成を頑張っています。
8.八重山ミンサー(やえやまみんさー)
八重山ミンサーは八重山郡竹富町や石垣市で作られている織物です。
高機で筬(おさ)を使う織り方と、使わない手締めという織り方があり、織り上がったものは手触りや締め心地が大きく異なります。
~歴史~
アフガニスタンから中国を経て八重山地方へと伝わった織物。
16世紀初めの琉球王朝時代には既に木綿布が使われていた。
かつて通い婚だった頃は、婚礼のしるしとして女性から男性に送られるものだった。
5つ4つで図案化された市松模様の両側には細い線でムカデの縁取りがあり、「いつ(五)の世(四)までも、ムカデの足のように足繁く通って欲しい」という娘の思いが込められています。
9.首里織(しゅりおり)
首里織は、沖縄本島で織られる織物です。
原材料は、絹、木綿、麻、芭蕉などの糸が用いられ、琉球藍、福木、シブキ、テカチ、グールなどの染料が使用されます。
首里織の特徴は、沖縄の風土に合った多種多彩な織物が見られることです。
~歴史~
14〜15世紀の琉球王国は中国や東アジアと交易が盛んで技術を導入しました。
王族や上流階級の女性たちに代々織りつがれてきたのが首里の織物です。
全て手作業で一貫して生産する、少数多品種の形態です。
第二次世界大戦でほとんどが失われてきましたが、受け継がれてきた首里織の伝統は今も受け継がれ続けています。
10.読谷山花織(よみたんざんはなおり)
読谷山花織は沖縄県中頭郡読谷村で作られている織物です。
読谷山花織の特徴は、織り地に先染めされた糸で花のような幾何学模様の文様を織り込んでいることです。
大変手間のかかる織物なので、琉球王朝時代には王族以外と読谷村以外の庶民は着ることが許されない貴重な織物でした。
~歴史~
15世紀ごろから織られていたと言われています。
当時琉球王朝は中国や東南アジアと盛んに交易を行っており、琉球には様々な外国の品や技術が伝えられました。
琉球王府の御用達に指定されてからは、更に織りの技術も高められていきました。
細かい花模様を織り込む為には大変な手間暇がかかる為、王族、貴族以外は花織が織られていた読谷村の住民だけが身につけられる、大変貴重な布でした。
明治時代に入ると廃藩置県により身分制度が廃止になり織物自体が衰退していきます。
1964年には技術が忘れられていた頃愛好家によって復活するまでに至りました。
11.琉球びんがた(りゅうきゅうびんがた)
琉球びんがたは沖縄県首里市周辺で作られている染織品です。
南国ならではの豪華な色合いと大胆な色使いです。
色鮮やかな琉球びんがたは、沖縄の自然に融合しながら、先人達により受け継がれる神秘的な染め物です。
~歴史~
14世紀の書物にはすでに紅型と考えられる記載があり、存在が確認されています。
当時の琉球王朝は、貿易を通じ中国やインド、インドネシアなどの染色技法なども伝わり独自の発展を遂げ琉球びんがたが誕生しました。
また琉球王府の保護下になり貴重な貿易品となり、中国や江戸幕府へ献上されました。
第二次世界大戦では型紙や道具の多くが焼失しましたが戦後懸命に復興が行われ復活し守られ続けています。
12.喜如嘉の芭蕉布(きじょかのばしょうふ)
喜如嘉の芭蕉布は沖縄県北部の大宜味村喜如嘉で作られている織物です。
芭蕉と呼ばれる大きな植物から繊維を取り出し織られたもので、沖縄では古くから着物の生地として親しまれてきました。
地元の素材を使い一貫した手作業で行われる織物は国内でも少なく、喜如嘉の芭蕉布が幻の織物と呼ばれる所以となっています。
~歴史~
13世紀頃から作られていたと言われています。
琉球王朝時代には王族や貴族が上質の芭蕉布を身に付けるため、王府内に「芭蕉当職」という役職を設け、王府専用の芭蕉園を管理していました。
1895年には、喜如嘉の女性が芭蕉布に絣模様を取り入れたことをきっかけとなり、工芸品として発展しました。
1939年には東京の越後で特産品即売会で注目を浴び、広くその名を知ることになります。
戦時中は生産中止まで追い込まれましたが戦後に直ちに生産を再開し復興しました。
1972年には国の無形文化財に指定された貴重な織物を現在も継承し続けています。
13.与那国織(よなぐにおり)
与那国織は、沖縄県八重山郡与那国町で作られている織物です。
島に自然に生える植物で染めた後に手織りされ、デザインから染色、織りに至る作業を1人が担当します。
~歴史~
1479年に朝鮮からの漂流民からの見聞録で与那国島では機(はた)で布が織られていたことが記載されています。
16世紀には、献納品として琉球王府へ納められており、役人のみが与那国花織の着用を許されていました。
戦中戦後は糸の入手が難しく、漁業網を再利用し織っていたり生産が途絶えていたりしました。
1979年には与那国織の復活を目指して与那国町伝統工芸館が建てられ、織物文化を伝え続けています。
14.読谷山ミンサー(よみたんざんみんさー)
読谷山ミンサーは、沖縄県中頭郡読谷村周辺で作られている織物です。
竹ぐしで浮かしたい模様の部分の経糸を拾いながら紋を作るグーシバナ技法で作られる紋織物の一種です。
素材は琉球藍やフクギ、車輪梅(しゃりんばい/テカチ)など、自生している植物の染料が中心です。
~歴史~
15世紀頃から中国や東南アジア諸国との交易が盛んで、交易品とともに伝来したといわれています。
綿の栽培が始まったのは1611年に薩摩から儀間真常が持ち帰ってからです。
収穫量と相まって貴重なものとして主に女性達が思いを込めて家族や恋人に送った細帯などに使われてきました。
明治時代には生産が途絶えてしまいます。
幻となった読谷山ミンサーを祭り衣装や年長者の話をもとに村の人々が10年かけて蘇りました。
15.三線(さんしん)
三線は沖縄県那覇市などで生産されている楽器です。
ユネスコ無形文化遺産の組踊や県の無形文化財である琉球歌劇、民謡やポップスなどが使用されている。
蛇皮張りの三線を持つことは、昔の沖縄において富の象徴でもありました。
三線は沖縄の文化において楽器としてだけの価値を超え、特別な意味を持って人々と関わっています。
~歴史~
14世紀末、琉球王国に中国大陸から三線の原型となる三絃(サンスェン)が持ち込まれる。
15世紀になると三線は士族のたしなみとして推奨
17世紀には琉球王国の宮廷楽器として歓迎行事等に使われ三線打という役職も設けられた。
琉球藩が1879年に沖縄県になり、地位を剥奪され士族は庶民となり三線が庶民に広がる。
1945年に戦争により多くが失われるが1955年に残った名器が重要文化財として保護される。
16.南風原花織(はえばるはなおり)
南風原花織は、沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品です。
刺繍のように緻密な図柄は、長年の修行と経験を積んだ職人だけがなせる技です。
県内の琉球藍やフクギなどの植物を用いて染色された糸で織り上げられています。
~歴史~
明治時代の文章にはすでにその技術を伝承いていると記載あり。
1914年には、多くの婦女子が技術を習得し、先祖代々からの技術と合わせ独自の技術を発展させた。
戦後は貧困生活のなかあらゆる素材をかき集め再興に向け織物の生産に尽力し現代でも織り続けられています。
伝統工芸品を体験できるスポット7選
ここからは誰でも伝統工芸品に興味を持てば体験できるスポットも紹介していきます。
現時点で興味のある方はチェックしておきましょう!
おきなわ工芸の杜
おきなわ工芸の杜は沖縄の工芸産業の振興のため、人と技術・情報の交流拠点となる施設です。
主に伝統工芸品の展示や制作中の映像などの資料、職人の講演会、体験プログラムなどをやっています。
また織物ややちむん、染め物体験など幅広いイベントが行われています。
沖縄の伝統工芸品を数多く知るため訪れる価値ありです。
施設名 | おきなわ工芸の杜 |
体験内容 | 情報収集、制作体験 |
公式HP | https://okinawa-kougeinomori.jp/ |
点在地 | 〒901-0241 沖縄県豊見城市豊見城1114−1 |
宮古島市体験工芸村

宮古島市体験工芸村は、宮古島市熱帯植物園内にある体験施設です。
主に観光客向けのお土産となる陶芸、織物、染物などクラフト体験ができます。
また伝統工芸品以外の島ぞうり、万華鏡、貝殻アートなど古き良きイベントも多いので観光気分で行ってみましょう。
施設名 | 宮古島市 体験工芸村 |
体験内容 | 製作体験 |
公式HP | https://miyakotaiken.com/ |
点在地 | 〒906-0011 沖縄県宮古島市平良東仲宗根添1166−286 |
読谷伝統工芸総合センター
読谷伝統工芸総合センターは織物を中心に文化の振興を行っている店舗です。
また花織に展示、販売を行っておりここでしか体験できない織物に出会えるとの事です。
施設名 | 伝統工芸センター |
体験内容 | 購入 |
公式HP | https://www.vill.yomitan.okinawa.jp/soshiki/shoko_kanko/gyomu/shisetsu/1350.html |
点在地 | 沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2974番地2 |
首里染織館suikara

引用:suikara.ryukyu
首里染織館suikaraは染物、織物を中心に扱っている施設です。
染物、織物の伝統技術を学びつなぐ場所としての役割を果たしています。
また琉球びんがた染め体験も開催しており大人数での体験も募集中との事です。
施設名 | 首里染織館suikara |
体験内容 | 制作体験 |
公式HP | https://suikara.ryukyu/ |
点在地 | 〒903-0812 沖縄県那覇市首里当蔵町2丁目16 |
みんさー工芸館

引用:minsah.co.jp
みんさー工芸館はみんさーを現代に合わせた形で販売している店舗です。
今ではみんさーを使いかりゆしウェアやネクタイ、バックなどを販売しています。
またネットでの発注も行っており気軽にみんさーを味わえる施設になっています。
施設名 | みんさー工芸館 |
体験内容 | 購入 |
公式HP | https://minsah.co.jp/ |
点在地 | 〒907-0004 沖縄県石垣市登野城909 |
壺屋焼 陶眞窯

引用:tousingama.com
壺屋焼 陶眞窯は沖縄の読谷で壺屋焼を制作している施設です。
ヤチムンの販売だけでなく制作体験も行っています。
観光ついでに訪れても楽しい経験になるので行ってみましょう!
施設名 | 壺屋焼 陶眞窯 |
体験内容 | 購入、制作体験 |
公式HP | https://tousingama.com/ |
点在地 | 〒904-0301 沖縄県中頭郡読谷村座喜味2898−4 |
てんぶす那覇(体験施設)

引用:tenbusukan.jp
てんぶす那覇は観光客向けに伝統工芸品の製作体験や民謡ライブをしている施設です。
主にびんがた制作を中心に首里織や琉球ガラスの製作体験も行っています。
店舗が国際通りにあり観光ついでに訪れやすいので一度は行ってみましょう!
施設名 | てんぶす那覇 |
体験内容 | 製作体験 |
公式HP | https://tenbusukan.jp/ |
点在地 | 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3丁目2−10 |
まとめ
沖縄には、やちむんや琉球漆器などこれまで紹介してきた長い歴史に育まれた多彩な伝統工芸品が数多く存在します。
またそれぞれの工芸品には琉球独自の文化と職人の思いが込められており現代でも愛され守られています。
そして各地で失われないためにも各地で体験施設があります。
あなたも観光ついでに沖縄の歴史や思いを体験し受け継いでいきませんか?
沖縄の伝統工芸品に触れてみたい方はぜひ本記事で紹介した伝統工芸品や体験施設を参考に体験してみましょう。