2025.7.2

沖縄そばに合う具材15選!定番からアレンジそばまで沖縄の味を紹介

沖縄県に訪れた際には一度は食べる沖縄を代表する郷土料理沖縄そば。

沖縄そばが地元からも観光客からも愛されている理由はスープやコシのある麺だけでなくバラエティ豊かな具材にもあります。

地域ごとの特色が光る具材、家庭やお店で工夫されたアレンジ具材など様々です。

本記事では、沖縄そばに使われる具材の種類や意味、調理方法、地域による違いなどをまとめて紹介。

沖縄そばをもっと知りたい味わいたい方、家庭で本格的に作ってみたい方は、ぜひ参考にしてください。

定番の沖縄そば具材5選!安定した人気を誇る具材を紹介

ここからは沖縄そばの具材の中でも定番で一度は見たことのある物を紹介していきます。

三枚肉

沖縄そばの具材として最も定番なのが三枚肉です。
豚バラ肉を泡盛や黒糖、醤油でじっくり煮込んだもので、甘辛い味付けがスープとの相性が抜群になっています。
三枚肉は沖縄では祝い事に使われる縁起の良い料理で、琉球王国時代から続く食文化であり別名はラフテーといわれています。
脂の旨みが特徴ながらも、しつこさはなく、子どもから年配の方まで幅広い方に愛されています。

三枚肉を食べるなら楚辺そば

楚辺そばは沖縄そばの中でもバランスがいい沖縄そばが揃っています。
豚骨にかつお出汁をベースに鶏ガラが使われている定番の沖縄そばです。
また三枚肉は他店と比べてサイズが大きく分厚いため三枚肉を食べたいならオススメです。

  • 楚辺そば
    〒900-0023 沖縄県那覇市楚辺2丁目37−40
    料金:沖縄そば1000円
    アクセス:駐車場有、那覇空港から車で10分
    営業時間:11時30分~21時00分

ソーキ

次に沖縄そばの具材として定番なのがソーキです。
ソーキとは沖縄の方言で豚のあばら肉、スペアリブの事を指します。
ソーキは比較的新しいもので、戦後から豚肉の流通が安定したことをきっかけに広まりました。
時間をかけて煮込んだソーキは汁と合う甘辛さで、骨からホロホロとほぐれる柔らかさが特徴です。
また三枚肉よりも肉感が強く、ガッツリ食べたい派にはオススメの具材です。

ソーキそばを食べるならゆうなんぎい

ゆうなんぎい

ゆうなんぎいでは伝統的な沖縄料理を数多く提供しています。
中でもソーキの沖縄そばは45年間変わらない味で人気を博しています。
三枚肉は食べやすいよう細切れで出されていますが、味がしっかりとしみ込んでとろけます。

  • ゆうなんぎい
    〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3丁目3−3
    那覇空港から車で11分
    アクセス:駐車場無、有料パーキングあり、
    営業時間:12時00分~14時30分,17時00分~22時00分(日祝定休)

てびち

次に紹介する沖縄そばの定番具材はてびちです!
てびちは豚足の事で肉料理の中でも格段に柔らかくコラーゲンたっぷりの具材です。
味付けは三枚肉と同様に、泡盛や黒糖、醤油を使った甘辛い味がベースで、スープに旨味が溶け込みます。
てびちは柔らかすぎる為地元でも好き嫌いが分かれますが、かたい肉を食べにくい方にとっては欠かせない存在です。

てびちそばを食べるなら南部そば

南部そば

南部そばではてびち入りそばが有名です。
出汁が豚骨、鶏ガラ、昆布、カツオなど多種素材を10時間以上煮込んでおり、素材の深い味わいが楽しめます。
また自家製のてびちがぷるぷるで今にもほどける感覚があるほど柔らかいとの事です。

  • 南部そば
    〒901-0364 沖縄県糸満市潮崎町3丁目2−2
    駐車場30台あり那覇空港から車で21分
    営業時間:11時00分~15時30分(日定休)

かまぼこ

沖縄そばで定番で欠かせない名脇役、それがかまぼこです。
沖縄そばで用いられるかまぼこは、魚のすり身で作られている弾力のあるかまぼこです。
見た目はシンプルながらそばに彩りと優しい食感を与えてくれる具材です。
沖縄では紅白のかまぼこが縁起物として作られたり、学校の給食として用いられる程定番です。

かまぼこの沖縄そばを食べるなら西南門小そば

西南門小そばはフーチバーそばやパクチーそばなど幅広い沖縄そばが販売されています。
なかでもかまぼこの入った沖縄そばはすっきり味のスープに魚の旨味が濃縮されたかまぼこが人気です。

  • 西南門小そば
    那覇市西1‑20‑13
    旭橋駅から徒歩約6分、駐車場あり
    営業時間:11:00~15:00(日定休)

錦糸卵

最後の定番具材は多くの店舗で提供される錦糸卵です!
薄焼き卵を細かく切って沖縄そばの上にふわりと乗せる具材です。
黄色で見栄えも良くほんのり甘い味付けが三枚肉と相性抜群で一緒に提供されることが多いです。
また比較的簡単に再現でき、味のバランス、彩り、食感の変化も簡単なのでぜひ一度試してもらいたい具材です。

錦糸卵の沖縄そばを食べるなら沖縄そば まるかみ

沖縄そばまるかみでは、無添加へのこだわりがある店舗です。
鰹ベースのすっきりとし深みのあるスープが錦糸卵の優しい味わいと相性抜群です。

  • 沖縄そば まるかみ
    沖縄県宮古島市下地字来間91
    来間大橋を渡って、車で約2分、駐車場6台
    11:00~15:00(日第二、第四月定休)

地元の方でも全て知らない!珍しくうまい具材を紹介

ゆし豆腐

ゆし豆腐は沖縄県民の家庭では定番となっており最近になり沖縄そばの具材になりました。
ゆし豆腐は通常の豆腐と違い、固める前の豆腐をそのまますくったふわふわでとろける豆腐です。
肉系そばとは違いあっさりとした一杯で豆腐本来の味わいとスープの相性が引き立ちます。
ゆし豆腐は比較的取り扱いが少ないですが観光客にもリピーターが多い人気のアレンジメニューです。

ゆし豆腐の沖縄そばを食べるならゆしどうふそば専門店 わらいそば

ゆしどうふそば専門店 わらいそばは沖縄そばにゆし豆腐をいれる珍しい店舗として有名です。
かつお風味の出汁に麺が良く絡み豆腐の優しい味と食感がたまらないとのことです。

  • ゆしどうふそば専門店 わらいそば
    098-850-1644
    〒901-0205 沖縄県豊見城市根差部727
    7時00分~9時45分、11時00分~14時40分
    駐車場あり、国際空港から車で16分

もやし

ここからは沖縄そばで珍しい具材はもやしです。
ラーメンの具材で用いられることが多いもやしですが沖縄そばの具材としても使われています。
もやしはクセが無くあっさりしていながら食感がいいので全体のバランスを整える名脇役です。
塩やだしで軽く味付けされたもやしは、スープと一体化し最後まで楽しむことができます。
手軽な値段でも購入でき家庭でも加えられる野菜のため、ヘルシー志向の方にはぴったりの具材です。

もやしの沖縄そばを食べるなら前田食堂 名護店

前田食堂 名護店はもやしを崩れる寸前の量で盛られている牛肉沖縄そばが人気です。
見た目はラーメンの二郎系ですが味はあっさり胡椒味になっています。

  • 前田食堂 名護店
    〒905-0011 沖縄県名護市宮里6丁目9−5 ブルー・パシフィック
    11時00分~15時00分(火定休)
    駐車場あり、国際空港から車で1時間10分

昆布

次に紹介する珍しい沖縄そばの具材は昆布になります。
昆布は煮物として柔らかく仕上げられた海藻でコクのある旨みとしっかりとした食感が楽しめる伝統的な具材です。
見た目は地味ですが、スープとの相性が非常に良く、ほんのり甘辛い具材です。
沖縄では古くから汁ものに昆布を入れる習慣が存在し全国でも1人あたりの昆布消費量がトップクラスとなっています。
そんな中最近になって沖縄そばの具材として起用され伝統の味を感じられるようになっています。

昆布そばを食べるなら宮里そば

昔からの老舗の沖縄料理を提供している沖縄そば店、宮里そば。
沖縄そばは昆布が有名で出汁や麺と昆布の相性が良く人気であり観光客も訪れています。

  • 宮里そば
    〒905-0011 沖縄県名護市宮里1丁目27−2
    10時00分~17時00分(日定休)、駐車場有
    国際空港から車で1時間と10分

よもぎ

よもぎは最近になって沖縄そばの具材として使用され始めました。
沖縄の方言でフーチバーとも呼ばれるよもぎは独特な香りとほろ苦さが楽しめる薬草です。
沖縄そばに加えることで一気に風味が引き締まり、全体の味わいが奥深くなるのが特徴です。
また、よもぎには胃腸を整える効果があるとして薬膳の一種としても食べられています。
葉を乗せるもよし、スープに溶かしてもよし、麺に混ぜてもよし、と自分好みの食べ方ができるので一度試してみましょう。

よもぎの沖縄そばを食べるならてぃあんだー

てぃあんだーでは沖縄そばでは珍しくフーチバーが麺と融合し緑色の沖縄そばが販売されています。
また独特な麺の味に合うスープがかつお出汁でおいしいと人気です。

  • てぃあんだー
    〒900-0005 沖縄県那覇市天久1丁目6−10
    11時00分~14時00分(月火定休)、有料コインパーキングあり

きくらげ

きくらげも最近になって沖縄そばの具材として使われるようになりました。
中華料理などでおなじみの具材ですが、歯ごたえ抜群のトッピングとして沖縄でも親しまれています。
スープの中でもコリコリとした食感を保ち、最後まで飽きずに楽しめます。
また、低カロリーで食物繊維やビタミンDが豊富なためヘルシー食材としても注目されています。
シンプルな沖縄そばに飽きてしまった方は一度挑戦する価値ありです。

きくらげの入った沖縄そばをたべるなら本家 亀そば 北中店

本家 亀そば 北中店は沖縄そばを中心に幅広い種類のそばを販売しているお店です。
スープがアグーから出汁をとっており豚骨のフレーバーがきくらげと合うとの事です。

  • 本家 亀そば 北中店
    〒901-2317 沖縄県中頭郡北中城村瑞慶覧565−1
    11時00分~17時00分(火定休)、098-933-3338
    那覇空港から車で35分

アーサ

アーサは沖縄の方言であおさを意味する沖縄そばでは珍しい具材です。
沖縄そばに添えることで、磯の香りが広がりさっぱりとした後味を加えてくれます。
特にあっさり系のスープとの相性が良く、ふんわりとした口当たりと塩気が人気の理由です。
手軽に地元の海の恵みを感じられる素材として地元民や観光客からも好まれています。
風味目的のトッピングや、いつもの沖縄そばにさわやかな変化をつけたいときにおすすめの具材です。

アーサそばを食べるならなかむらそば

なかむらそばは沖縄そば専門店で多くの方から人気になっている沖縄そば屋です。
中でもアーサの沖縄そばは磯の香りが強く出汁と相性抜群です。観光客も多いとの事。

  • なかむらそば
    〒904-0404 沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣1669−1
    10時30分~16時00分(木定休)、駐車場あり
    098-966-8005

まとめ

沖縄そばは、スープや麺の美味しさはもちろんのこと、具材によって1杯の良さが変化する奥深い郷土料理です。
定番の具材から地元民も知らない珍しい具材など数多くのアレンジレシピが登場してきています。
今回紹介した具材は、それぞれに沖縄の歴史や文化、食卓の知恵が詰まっています。
自分の好みの組み合わせを見つけ、本場の味を現地やご家庭で楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

Nanase / 沖縄ナビ®編集部
Nanase / 沖縄ナビ®編集部
ふとしたきっかけから沖縄でゲームに没頭し、ポケモンカードの公式大会で2大会優勝。沖縄代表として全国大会に連続出場しています。
ゲーマーならではの視点で、沖縄に暮らす皆さんの日常がもっと楽しくなるような情報を発信していきます!

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