2026.8.24 【2026年版】沖縄の紅型体験はどこでできる?作れるものと料金まとめ

「今度の休みは何をしよう」「もう半日、どこかで沖縄らしいことを」と、予定を思案する時間はありませんか?そんなときにおすすめしたいのが、沖縄の伝統的な染物「紅型(びんがた)」の染め体験です。
屋内なので雨の日でもできて、短いものなら20分ほどから参加できて、しかも自分で染めた作品を持ち帰れます。
ただ、いざ調べてみると施設ごとに料金も所要時間も、作れるものもかなり違います。
この記事では、沖縄本島で紅型体験ができる施設を、料金・所要時間・作れるものといった気になるポイントとあわせて紹介します。
※2026年8月時点の情報です。
この記事のポイント
- 紅型体験の料金は1,000円から6,000円ほどが中心で、作るアイテムの大きさでほぼ決まります。
- 所要時間は20分から120分まで幅があり、テーマパーク型は短く、専門工房は長い傾向です。
- 作れるものはコースターやトートバッグ、テーブルセンター、Tシャツなどさまざまです。
- 那覇市内、浦添市、糸満市、読谷村、南城市とエリアが分散しているため、住まいや旅程に合う場所を選べます。
紅型(びんがた)とは?

紅型とは、型紙と防染糊(ぼうせんのり)を使って布を染める、沖縄で生まれ育った型染めのことです。琉球王国時代に王族や士族の衣装を彩ってきた染物で、1984年には国の伝統的工芸品にも指定されています。
型紙で模様を写し、鮮やかな色を幾重にも差していく紅型は、南国らしいのびやかな色柄が魅力。体験ではこの紅型づくりの一部を、専用の筆での色差しを通して気軽に楽しめます。
沖縄の紅型体験ができる8つの施設
沖縄本島には、紅型体験ができる施設が各地にあります。まずは主な8施設を一覧にまとめました。エリアや作れるものから、気になる施設を見つけてください。
| 施設名 | エリア | 作れるもの |
|---|---|---|
| てんぶす那覇 | 那覇市牧志 | コースター、トートバッグ小・大、テーブルセンター |
| 首里染織館suikara | 那覇市首里 | トートバッグ小・中・大 |
| 首里琉染 | 那覇市首里 | Tシャツ、トートバッグ |
| 城紅型染工房 | 浦添市前田 | コースター、トートバッグ小・大、タペストリー |
| 工房ちゅらうみ家 | 那覇市 | かべかけ、トートバッグ |
| ひめゆり会館(琉球の館) | 糸満市 | しおり、コースター、テーブルセンター |
| おきなわワールド | 南城市 | 紅型小物 |
| 体験王国むら咲むら | 読谷村 | コースター、小マット |
てんぶす那覇
てんぶす那覇は、国際通りのちょうど真ん中、複合施設「てんぶす那覇」の2階にある体験工房です。立地の良さは県内随一といっていいでしょう。
持ち帰った作品は3日ほど寝かせ、裏からアイロンをしっかり当ててから、50度くらいのお湯につけおきして糊を落とすと完成です。
国際通りの散策や買い物の合間にすっと組み込めるので、旅程のすき間で体験したい人に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県那覇市牧志3-2-10 てんぶす那覇2F |
| 営業時間 | 体験受付 10:00〜16:00 |
| 定休日 | 第2・第4月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始 |
| 料金 | コースター1,650円/トートバッグ小2,600円/テーブルセンター3,300円/トートバッグ大4,800円 |
首里染織館suikara
首里染織館suikaraは、首里城公園からほど近い、びんがたと首里織の拠点施設です。体験は2階の琉球びんがた事業協同組合の工房で行われます。
いずれも防染糊を塗って乾燥させたバッグに、刷毛で色を差していく内容です。色差しを終えたらそのまま持ち帰り、2〜3日で色が定着した後、自宅で糊を洗い流して乾燥させると完成します。
一度に対応できるのは6名までなので、7名以上の場合は電話かメールで問い合わせしてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県那覇市首里当蔵町2-16 |
| 営業時間 | 10:30〜18:00 |
| 定休日 | 火曜、年末年始、ウークイ(旧盆最終日) |
| 料金 | トートバッグ小3,520円/中4,290円/大5,940円 |
首里琉染(那覇市首里山川町)
首里琉染は、首里城から歩いて5分ほどの場所にある染色工房です。もともとはサンゴを使った独自の「サンゴ染め」で知られる工房ですが、2026年からは紅型染め体験も常時開催されるようになりました。
体験で作れるのはTシャツかトートバッグ。各回4席の少人数制なので、職人の目が届くなかでじっくり取り組めるのがうれしいポイントです。予約制なので、訪れる前に電話で申し込んでおきましょう。
染めた作品はその日に持ち帰り、自宅でアイロンによる色止めと糊落としをして完成します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県那覇市首里山川町1-54 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(体験は10:00/13:00/16:00の3回) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 料金 | 大人3,850円/小人(7〜12歳)3,300円 |
城紅型染工房
城紅型染工房は、創業55年を迎える紅型工房です。「暮らしの中に紅型を」をテーマに、親子2世代で制作と発信を続けています。
4歳から体験できるため、小さなお子さん連れの家族に向いています。
3日前までの事前予約制で、染めた作品は当日持ち帰り、5〜7日乾燥させてから水洗いして完成です。シーサーやジンベエザメ、恐竜など子どもが喜ぶ柄がそろっているのも魅力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県浦添市前田4-9-1 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00(体験は午前10時/午後14時の2部制) |
| 定休日 | 日曜 ※月により+木曜 |
| 料金 | コースター3,000円/トートバッグ小3,500円/トートバッグ大3,900円/タペストリー4,500円 |
工房ちゅらうみ家
工房ちゅらうみ家は、那覇市にある手作り体験の工房です。国際通りからも近く、観光の合間に立ち寄りやすい立地が魅力です。
シーサーやハイビスカス、ジンベエザメなど、用意された型は種類豊富。来店してからゆっくり選べるので、迷う時間も楽しめます。染めた作品は当日持ち帰り、風通しのよい室内で2〜7日乾燥させてからお湯で糊を落として完成です。
注意が必要なのは、公式サイトの料金はWEB予約限定という点。電話予約だと通常料金になるので、申し込みはWEBからがおすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県那覇市牧志2丁目2-45 川田ビル |
| 営業時間 | 10:00〜19:00 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 料金 | かべかけ2,500円〜/トートバッグ2,900円〜 |
ひめゆり会館 琉球の館(糸満市)
ひめゆり会館「琉球の館」は、沖縄本島南部の糸満市にある体験施設です。紅型のほか、レストランやお土産処も併設されていて、南部観光の立ち寄り先として便利な場所にあります。
紅型体験で作れるアイテムは幅広く、しおりやコースターといった小物から、テーブルセンターまでそろっています。3歳から参加できるので、小さなお子さん連れの家族でも楽しめますよ。
染めた作品はその日に持ち帰り、自宅で洗い流しの作業をして完成します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県糸満市字伊原734 |
| 営業時間 | 8:30〜17:30(7〜9月は9:00〜18:00) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 料金 | しおり・コースター各1,100円/テーブルセンター小1,650円・中2,200円・大3,300円 |
おきなわワールド
おきなわワールドは、鍾乳洞「玉泉洞」やエイサーショーで知られる大型テーマパークです。園内の琉球王国城下町エリアに紅型工房があり、赤瓦の町並みを眺めながら体験を楽しめます。
少人数なら予約は不要なので、園内を散策していて「やってみようかな」と思い立ったときにふらっと立ち寄れる気軽さが魅力です。
体験時間は20分ほどからと、気軽に始められるのもうれしいポイント。染めた作品はその日に持ち帰り、自宅で糊を落として仕上げます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県南城市玉城前川1336 |
| 営業時間 | 9:00〜17:30(体験受付は16:30まで) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 料金 | 1,600円〜(別途入園料 大人2,000円・小人1,000円) |
体験王国むら咲むら
体験王国むら咲むらは、NHK大河ドラマ「琉球の風」のオープンセットを活用した体験型テーマパークです。琉球王朝時代の町並みが再現された園内の紅型工房で、風情ある雰囲気のなかで染めを楽しめます。
予約なしでも体験できるので、園内を回りながら気の向いたタイミングで立ち寄れるのも魅力。1人から参加できるので、ひとり旅の思い出づくりにもぴったりです。
作れるのはコースターからテーブルセンターまで、いくつかのサイズから選べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県中頭郡読谷村字高志保1020-1 |
| 営業時間 | 9:00〜17:30(入園締切17:00) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 料金 | コースター1,000円/小マット2,000円(別途入場料 大人1,000円・中高生500円・小学生400円) |
沖縄の紅型体験に関するよくある質問
施設によって異なります。おきなわワールドや体験王国むら咲むらは、少人数なら予約なしでも体験できます。城紅型染工房や首里琉染は予約制です。気になる施設があれば、事前に予約しておきましょう。
はい、今回紹介した施設ではいずれも当日持ち帰れます。ただし、防染糊がついたままの状態です。
風通しのよい室内で数日乾燥させ、お湯につけて糊を落とします。施設によっては、アイロンで色止めをしてから糊を落とすよう案内しているところもあります。乾燥期間の目安は施設ごとに違うので、当日渡される説明書に沿って進めてください。
作るアイテムの大きさによって変わります。コースターのような小さなものなら30〜40分ほど、トートバッグの大きなサイズやテーブルセンターは90分から2時間ほどが目安です。
紅型は顔料や染料を使うので、汚れても差し支えない服装がおすすめです。
まとめ
沖縄本島の紅型体験は、那覇市内の便利な立地から、南部や中部の観光とあわせて楽しめる場所まで、それぞれに個性があります。作れるものもコースターやトートバッグ、テーブルセンターなどさまざまで、料金や所要時間にも幅があります。
なお、料金やメニュー、営業時間は変わることがあります。お出かけの前には、各施設の公式サイトで最新の情報を確認してくださいね。
型に沿って少しずつ色をのせていく時間は、想像以上に心が落ち着くもの。手元へ残る一枚は、特別な一日の思い出になるはずです。旅行の予定に、あるいは休日のお出かけ先の候補に、紅型体験を加えてみてはいかがでしょうか。

