2026.7.24 沖縄のマングローブおすすめスポット7選!カヤック体験や見どころ、服装まで徹底解説

沖縄といえば青い海や白い砂浜を思い浮かべる方が多いですが、実は亜熱帯ならではの豊かな自然が広がるマングローブも人気の観光スポットです。しかし、「マングローブって何をするの?」「どんな魅力があるの?」と、詳しく知らない方も少なくありません。
そんなマングローブに興味を持っている方に向けて、沖縄でおすすめのマングローブスポットをはじめ、カヤックやSUPなどの楽しみ方、服装・持ち物、ベストシーズンまで詳しく解説します。沖縄旅行でマングローブを満喫したい方は、ぜひ参考にしてください。
沖縄のマングローブとは?

マングローブとは、海水と淡水が混ざり合う河口や干潟などの汽水域に生息する植物の総称です。熱帯・亜熱帯地域に広く分布しており、日本では沖縄県や鹿児島県の一部で見ることができます。
沖縄のマングローブ林は、豊かな自然環境を象徴する存在として知られ、カヤックやSUPなどのアクティビティを楽しめる人気スポットです。また、多くの生き物が暮らす貴重な生態系を形成しており、自然観察やエコツーリズムの目的地としても注目されています。
沖縄でマングローブを楽しめるおすすめスポット7選
沖縄には、本島から離島までさまざまなマングローブスポットがあります。アクセスしやすい場所や、手つかずの大自然を満喫できる場所など、それぞれに異なる魅力があります。ここでは、沖縄旅行でぜひ訪れたいおすすめのマングローブスポットを紹介します。
慶佐次川(東村)

引用:https://www.midorihana-okinawa.jp/?page_id=2118
慶佐次川(げさしがわ)は、沖縄本島北部・東村にある、本島最大級のマングローブ林が広がるスポットです。国の天然記念物にも指定されており、亜熱帯ならではの豊かな自然を満喫できます。
川の流れが穏やかなため、カヤックやSUPでマングローブの間をゆったりと散策できるのが魅力です。周囲には人工物が少なく、野鳥やカニ、トビハゼなど多くの生き物を観察できることから、自然を満喫したい方におすすめのスポットとなっています。
| 名称 | 慶佐次川 |
| 住所 | 〒905-1205 沖縄県国頭郡東村慶佐次 |
| アクセス | 那覇空港から車で約2時間30分 |
比謝川(嘉手納町・読谷村)

比謝川(ひじゃがわ)は、嘉手納町と読谷村の間を流れる沖縄本島最大級の河川で、那覇市内や恩納村からアクセスしやすい人気のマングローブスポットです。
穏やかな流れのため初心者でも参加しやすく、カヤックやSUPツアーが数多く開催されています。昼間は緑豊かなマングローブを満喫できるほか、夕暮れ時にはサンセットツアー、夜にはナイトツアーも人気です。アクセスの良さと体験のしやすさから、沖縄旅行で気軽にマングローブを楽しみたい方におすすめです。
| 名称 | 比謝川 |
| 住所 | 沖縄県中頭郡嘉手納町字水釜566-5 |
| アクセス | 那覇空港から車で約1時間 |
億首川(金武町)

引用:https://www.visitkintown.jp/spot/okukubiriver
億首川(おくくびがわ)は、金武町にある広大なマングローブ林が広がるスポットです。川幅が広く流れも穏やかなため、子ども連れや初心者でも安心してカヤック体験を楽しめます。
干潟にはシオマネキやトビハゼなどの生き物が多く生息しており、自然観察にも最適です。また、3歳頃から参加できるツアーを開催している事業者もあり、家族連れにおすすめのスポットとなっています。
| 名称 | 億首川 |
| 住所 | 〒904-1201 沖縄県国頭郡金武町金武 |
| アクセス | 那覇空港から車で約1時間10分 |
漫湖(那覇市・豊見城市)

引用:https://www.manko-mizudori.net/welcome/ecology/mangroves/
漫湖(まんこ)は、那覇市と豊見城市にまたがるラムサール条約登録湿地で、市街地にありながらマングローブを観察できる人気スポットです。那覇空港から車で約10分とアクセスが良く、沖縄到着日や最終日にも立ち寄りやすいのが魅力です。
園内には遊歩道や展望デッキが整備されており、マングローブ林を間近で観察しながら散策できます。また、隣接する「漫湖水鳥・湿地センター」では、マングローブの生態や沖縄に生息する野鳥・生き物について学ぶことができ、子ども連れにも人気があります。アクセスが良い点や整備がされていることから、時間はあまりないけれど沖縄の自然に触れたいという方にもおすすめとなっています。
| 名称 | 漫湖 |
| 住所 | 〒901-0241 沖縄県豊見城市字豊見城982 |
| アクセス | 那覇空港から車で約10分 |
宮良川(石垣島)

宮良川(みやらがわ)は、石垣島最大級のマングローブ林が広がる人気スポットです。国の天然記念物にも指定されており、島を代表する自然景観の一つとなっています。
川の流れは比較的穏やかで、初心者向けのカヤックやSUPツアーが充実しているため、初めてマングローブを体験する方にもおすすめです。空港からのアクセスも良く、石垣島観光を計画している方におすすめのスポットです。
| 名称 | 宮良川 |
| 住所 | 〒907-0243 沖縄県石垣市宮良 |
| アクセス | 新石垣空港から車で約15分 |
浦内川(西表島)

引用:https://www.pref.okinawa.lg.jp/machizukuri/kaigankasen/1013119/1013133/1023854/1013144.html
浦内川(うらうちがわ)は、西表島を流れる沖縄県最長の河川で、手つかずの大自然が残るマングローブスポットです。川沿いには広大なマングローブ林が広がり、西表島らしいジャングルの景色を楽しめます。
遊覧船やカヤックで川を進みながら、亜熱帯植物や野鳥を観察できるほか、上流にはマリユドゥの滝やカンピレーの滝があり、トレッキングと組み合わせた観光も人気です。西表島ならではの大自然を満喫したい方におすすめのスポットです。
| 名称 | 浦内川 |
| 住所 | 沖縄県八重山郡竹富町字上原870-3 |
| アクセス | 上原港から車で約10分 |
吹通川(石垣島)

吹通川(ふきどうがわ)は、石垣島北部に位置するマングローブスポットで、比較的人が少なく、静かな雰囲気の中で自然を満喫できます。
穏やかな川をカヤックやSUPで進むと、マングローブのトンネルのような景色が広がり、ゆったりとした時間を過ごせます。運が良ければ野鳥やカニなどの生き物も観察できるため、自然観察を楽しみたい方にもおすすめです。石垣島の穴場スポットで、のんびりマングローブを満喫したい方にぴったりの場所です。
| 名称 | 吹通川 |
| 住所 | 沖縄県石垣市野底1215-1 |
| アクセス | 新石垣空港から車で約40分 |
沖縄で見られる代表的な生き物
沖縄のマングローブ林は、多くの生き物が暮らす貴重な自然環境です。カヤックやSUPでゆっくり進むと、水辺や干潟で沖縄ならではの動植物を間近に観察できます。ここでは、マングローブで見られる代表的な生き物を紹介します。
- シオマネキ
シオマネキは、大きな片方のハサミを上下に振る姿が特徴のカニです。干潟でよく見られ、オスがハサミを振る様子は、まるで人を招いているように見えることから「シオマネキ」と呼ばれています。干潮時は特に活動が活発になるため、観察しやすくなります。 - トビハゼ
トビハゼは、水中だけでなく陸上でも活動する珍しい魚です。胸びれを使って干潟を飛び跳ねるように移動する姿が特徴で、マングローブ観察では人気の生き物の一つです。沖縄の河口や干潟では比較的見つけやすく、子どもにも人気があります。 - ミナミコメツキガニ
ミナミコメツキガニは、小さな体で砂を丸めながら餌を探すカニです。干潟には無数の小さな砂団子が残されることがあり、その光景もマングローブならではの見どころとなっています。 - サギ類
マングローブには、ダイサギやコサギなどの野鳥も多く生息しています。浅瀬で魚やカニを捕まえる姿を観察できるほか、静かな時間帯には木々で羽を休める様子を見ることもできます。バードウォッチングを楽しみたい方にもおすすめです。 - ベニシオマネキ
ベニシオマネキは、鮮やかな赤色のハサミを持つシオマネキの仲間です。沖縄のマングローブ林では比較的よく見られ、美しい体色は写真映えすることから人気があります。
マングローブで見られる生き物は、季節や潮の満ち引きによって異なります。干潮時は干潟に多くのカニやトビハゼが姿を現し、満潮時は魚や水鳥などを観察しやすくなるため、時間帯によって異なる自然の表情を楽しめるのも魅力です。
マングローブツアーの服装・持ち物
沖縄のマングローブツアーは、カヤックやSUPで川の上を進むため、水しぶきや乗り降りの際に足元が濡れることがあります。また、紫外線や虫対策も必要です。快適にツアーを楽しむためにも、事前に服装や持ち物を確認しておきましょう。
おすすめの服装
マングローブツアーでは、濡れても乾きやすい服装がおすすめです。ラッシュガードやスポーツウェアなどの速乾性がある素材を選ぶと、汗や水に濡れても快適に過ごせます。
夏は半袖とハーフパンツでも参加できますが、日焼けや虫刺されを防ぐために、薄手の長袖・長ズボンを着用する方も多くいます。また、帽子やサングラスを用意しておくと、強い日差しを避けられます。一方で、ジーンズや綿素材の服は水を吸うと重くなり乾きにくいため、避けたほうがよいでしょう。
持ち物
マングローブツアーに参加する際は、次のような持ち物があると安心です。
・タオル
・着替え
・飲み物
・日焼け止め
・帽子
・サングラス
・防水バッグ
・防水スマホケース
多くのツアーではライフジャケットやパドルなどの装備を貸し出していますが、持ち物はツアー会社によって異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
靴はマリンシューズがおすすめ
マングローブツアーでは、カヤックやSUPへの乗り降りの際に川へ足を入れることがあり、足元が濡れたり滑りやすくなったりします。そのため、マリンシューズやかかとが固定できるスポーツサンダルがおすすめです。
一方で、ビーチサンダルは脱げやすく、滑りやすい場所では歩きにくいため、ツアーによっては着用を推奨していない場合もあります。なお、マリンシューズを無料または有料でレンタルできるツアーも多いため、持っていない場合は予約時に確認しておくと安心です。
マングローブツアーのベストシーズン
沖縄のマングローブツアーは、一年を通して楽しめるアクティビティです。ただし、季節や潮の満ち引きによって景色や観察できる生き物が変わるため、目的に合わせて時期を選ぶと、より充実した体験ができます。
一年中楽しめる
沖縄は年間を通して温暖な気候のため、マングローブツアーは基本的に一年中開催されています。春や秋は気温が過ごしやすく、夏は緑がより鮮やかになり、冬でも本州ほど寒くならないため快適に楽しめます。
また、マングローブ林は風の影響を受けにくい場所が多く、海のアクティビティが中止になった日でも開催されるケースがあります。そのため、旅行中のアクティビティとしても人気があります。
夏と冬それぞれの魅力
夏(6〜9月頃)は、マングローブの緑が最も鮮やかになる季節です。生き物の活動も活発になり、シオマネキやトビハゼなどを観察しやすくなります。暖かい気候の中でカヤックやSUPを楽しめるため、沖縄らしい自然を満喫したい方におすすめです。
一方、冬(12〜2月頃)は気温が比較的穏やかで、夏に比べて観光客が少ないため、静かな雰囲気の中でマングローブを楽しめます。強い日差しが少なく、長時間のカヤックでも快適に過ごせるのが魅力です。
季節ごとに異なる景色や雰囲気を楽しめるため、どの時期に訪れても沖縄ならではの自然を満喫できます。
満潮・干潮による違い
マングローブツアーを計画する際に、最も重要なのが潮位(満潮・干潮)です。同じ場所でも潮の高さによって景色や楽しみ方が大きく変わるため、事前に確認しておくとより満足度の高い体験ができます。
満潮時は、水位が高くなるため、カヤックやSUPでマングローブの森の奥まで進めることがあります。木々の間をゆったりと進む幻想的な景色を楽しめるため、初めての方や自然の中をのんびり散策したい方におすすめです。また、多くのツアーは安全性やコース設定の都合から、満潮前後の時間帯に開催されることが多くなっています。
一方、干潮時は干潟が広がり、シオマネキやトビハゼ、ミナミコメツキガニなどの生き物を観察しやすくなります。マングローブの特徴的な根が姿を現し、普段は水中に隠れている地形を見ることができるのも干潮ならではの魅力です。
なお、沖縄の潮位は日によって変わるため、ツアー会社ではその日の潮位に合わせて開始時間を設定していることがほとんどです。「午前だからおすすめ」「午後だからおすすめ」というわけではなく、予約する日程の潮位に合わせて参加時間が決まると考えておくとよいでしょう。
「マングローブのトンネルを進みたい」「干潟で生き物をじっくり観察したい」など目的に合わせてツアーを選ぶことで、より充実したマングローブ体験を楽しめます。
沖縄のマングローブに関するよくある質問
ここでは、沖縄のマングローブツアーについてよくある質問をまとめました。旅行前の疑問や不安を解消して、安心してマングローブ観光を楽しみましょう。
予約は必要?
マングローブツアーは、事前予約がおすすめです。特にゴールデンウィークや夏休み、連休などの繁忙期は予約が埋まりやすく、当日参加できないこともあります。
一方で、空きがあれば当日予約に対応しているツアー会社もあります。旅行の日程が決まっている場合は、希望の時間帯で参加するためにも早めに予約しておくと安心です。
雨の日でも楽しめる?
基本的に、小雨程度であればツアーは開催されることがほとんどです。マングローブ林は木々に囲まれているため、多少の雨でも自然の雰囲気を楽しめます。
ただし、台風の接近や大雨による増水、強風など安全な運営が難しい場合は中止となることがあります。天候が心配な場合は、事前にツアー会社へ確認しておきましょう。
何歳から参加できる?
参加できる年齢はツアー会社によって異なりますが、3歳頃から参加できるプランを用意している事業者もあります。また、小学生以上を対象としたツアーや、中学生以上限定のプランもあるため、予約前に対象年齢を確認しましょう。
流れの穏やかな川で開催されるツアーが多く、ライフジャケットを着用して参加するため、初心者や子ども連れでも安心して楽しめます。
所要時間は?
マングローブツアーの所要時間は、約1時間半〜3時間が一般的です。
気軽に体験したい方には約90分のショートツアー、ゆっくり自然を満喫したい方には2〜3時間のツアーがおすすめです。サンセットツアーやナイトツアーなど、時間帯によって内容が異なるプランもあります。
個人で見学できる?
マングローブは遊歩道や展望スポットから自由に見学できる場所もありますが、マングローブ林の中を間近で楽しみたい場合は、ツアーへの参加がおすすめです。
カヤックやSUPツアーでは、ガイドによる自然解説を聞きながら普段は入れない場所まで進めるため、沖縄のマングローブの魅力をより深く体感できます。また、安全面でも安心して楽しめるため、初めて訪れる方はツアーを利用するとよいでしょう。
まとめ
沖縄のマングローブは、海やビーチとは異なる魅力を楽しめる自然スポットです。カヤックやSUPで静かな水面を進みながら、亜熱帯ならではの植物や生き物を間近で観察できるため、子どもから大人まで特別な時間を過ごせます。
沖縄本島には慶佐次川や比謝川、億首川、離島には宮良川や浦内川、吹通川など、それぞれ異なる魅力を持つマングローブスポットがあります。滞在エリアや旅行プランに合わせて選べば、より充実した沖縄旅行になるでしょう。
ぜひ本記事を参考に、自分にぴったりのマングローブスポットやツアーを見つけて、沖縄ならではの豊かな自然を満喫してみてください。

