2026.8.21 沖縄の難読地名一覧!読めない地名の読み方・由来・法則まで徹底解説

沖縄には「保栄茂」「勢理客」「為又」など、本土ではなかなか読めない難読地名が数多くあります。
旅行中にカーナビや道路標識を見て「これ何て読むの?」と戸惑った経験がある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、沖縄で有名な難読地名を【初級・中級・上級】の難易度別クイズ形式で一覧紹介します。地名の読み方の法則や由来、観光にも役立つ豆知識まで分かりやすく解説します。
【初級編】沖縄好きなら余裕!有名な難読地名

まずは、有名な観光地やニュースなどで耳にする機会が多い地名から挑戦してみましょう。
北谷(ちゃたん)
沖縄本島中部にある北谷町の地名です。「きたたに」と読みたくなりますが、正しくは「ちゃたん」。
アメリカンビレッジを中心にショッピングやグルメ、サンセットスポットが充実しており、観光客にも人気のエリアです。
読谷(よみたん)
沖縄本島中部にある読谷村の地名です。「どくたに」などとは読まず、「よみたん」と読みます。
残波岬ややちむんの里などの観光スポットがあり、沖縄の伝統文化や自然を楽しめる人気エリアとして知られています。
今帰仁(なきじん)
沖縄本島北部にある今帰仁村の地名です。「いまきじん」と読みたくなりますが、正しくは「なきじん」。
世界遺産「今帰仁城跡」があることで知られ、沖縄の歴史や文化に触れられる人気の観光地です。
糸満(いとまん)
沖縄本島南部に位置する糸満市の地名です。
古くから漁業の町として栄え、現在は平和祈念公園やひめゆりの塔など、沖縄戦の歴史を学べる地域としても知られています。
嘉手納(かでな)
沖縄本島中部にある嘉手納町の地名です。「かてな」と読んでしまいそうですが、正しくは「かでな」。
嘉手納基地があることで全国的にも知られており、道の駅「かでな」の展望台からは基地を一望することができます。
喜屋武(きゃん)
糸満市など県内各地に見られる地名・姓です。「きやたけ」などと読みたくなりますが、沖縄では「きゃん」と読みます。
沖縄では比較的馴染みのある名前ですが、県外の人にとっては読み方が難しい地名・名字の一つです。
真栄田(まえだ)
恩納村にある地名で、人気観光スポット「真栄田岬」があることで全国的にも知られています。
「青の洞窟」へのダイビングやシュノーケリングの拠点として、多くの観光客が訪れるエリアです。
知念(ちねん)
南城市にある地名です。
世界遺産「斎場御嶽(せーふぁうたき)」や知念岬公園などがあり、沖縄の歴史や文化、絶景を楽しめる観光エリアとして人気があります。
平良(ひらら)
宮古島市中心部にある地名です。「たいら」と読む名字もありますが、宮古島では「ひらら」と読みます。
宮古空港や飲食店、宿泊施設などが集まる宮古島観光の拠点となっており、多くの観光客が利用するエリアです。
川平(かびら)
石垣市にある地名です。「かわひら」と読みたくなりますが、正しくは「かびら」。
日本を代表する絶景スポットとして知られる「川平湾」があり、エメラルドグリーンの海やグラスボートを楽しめる人気観光地です。
白保(しらほ)
石垣市東部にある地名です。「しろほ」ではなく「しらほ」と読みます。
美しい海と豊かな自然が広がり、世界的にも貴重なアオサンゴの群生地があることで知られています。
大浜(おおはま)
石垣市南東部にある地名です。
一見すると簡単そうに見えますが、沖縄の地名として覚えておきたい名称の一つ。住宅地が広がる落ち着いた地域で、市街地からのアクセスも良いエリアです。
辺戸(へど)
国頭村最北端にある地名です。
「へんど」ではなく「へど」と読みます。沖縄本島最北端の「辺戸岬」があり、雄大な海の景色を望める人気観光スポットです。
【中級編】ウチナーンチュなら余裕!沖縄難読地名

続いて中級編です。沖縄特有の読み方が混ざってくるため、漢字だけでは読み方を予想しにくい地名が増えてきます。
我如古(がねこ)
宜野湾市にある地名です。
「我如古」と書いて「がねこ」と読みます。住宅地として発展しており、バス停や道路標識などでも見かけることがあります。
沖縄では名字としても知られている名称です。
安次嶺(あしみね)
那覇市にある地名で、那覇空港にも近いエリアです。
「やすじみね」などと読んでしまいそうですが、正しくは「あしみね」。
沖縄では名字としても見られる、初見では読み方が分かりにくい地名の一つです。
饒波(のは)
豊見城市にある地名です。
「饒」という漢字からは読み方を想像しにくいですが、正しくは「のは」。沖縄を代表する難読地名の一つとして知られています。
なお、「饒波」という同じ表記の地名でも、地域によって読み方が異なる場合があります。沖縄の地名の奥深さを感じられる例の一つです。
伊差川(いさがわ)
名護市にある地名です。
やんばる方面へ向かう国道58号沿いに位置しており、北部へドライブする際に目にする機会も多い地名です。
仲宗根(なかそね)
宮古島市をはじめ、沖縄県内各地で見られる地名です。
名字としても広く知られており、沖縄では非常に馴染みのある名称の一つです。
与儀(よぎ)
那覇市や南風原町などにある地名です。
那覇市の与儀公園周辺は住宅街として発展しており、地元住民には身近なエリアとして知られています。
玉城(たまぐすく)
南城市にある地名です。
「たましろ」と読む名字もありますが、地名としては「たまぐすく」。沖縄では「城」を「ぐすく」と読む地名が多く、その代表的な例の一つです。
羽地(はねじ)
名護市北部にある地名です。
「はじ」と読むのではなく、「はねじ」と読みます。羽地内海や羽地ダムなど自然豊かなスポットがあり、やんばるエリアならではの美しい景観を楽しめる地域です。
久志(くし)
名護市東部にある地名です。
「ひさし」と読みたくなりますが、正しくは「くし」。自然豊かな地域で、美しい海岸線や森林が広がっています。
宜野座(ぎのざ)
沖縄本島中部東海岸に位置する宜野座村の地名です。
「ぎのざ」と読むことを知らないと、初見では迷いやすい地名の一つ。阪神タイガースの春季キャンプ地としても知られ、豊かな自然と穏やかな海に囲まれています。
西原(にしはら)
沖縄本島中部にある西原町の地名です。
沖縄には「西」を「いり」と読む地名もありますが、西原はそのまま「にしはら」と読みます。
大学や住宅地が多く、文教地区としても知られています。
与那原(よなばる)
沖縄本島南部にある与那原町の地名です。
「よなはら」ではなく「よなばる」と読みます。「原」を「ばる」と読む沖縄独特の地名の代表例です。
かつて港町として栄えた歴史があり、現在も交通の要所となっています。
南風原(はえばる)
沖縄本島南部にある南風原町の地名です。
「みなみかぜはら」とは読まず、「はえばる」と読みます。「南風」を「はえ」と読む沖縄独特の読み方が特徴で、県外の人には特に難しい地名の一つです。
城辺(ぐすくべ)
宮古島市にある地名です。
「じょうへん」ではなく「ぐすくべ」と読みます。「城」を「ぐすく」と読む沖縄ならではの読み方が特徴で、琉球文化の名残を感じられる地名です。
伊良部(いらぶ)
宮古島市に属する伊良部島の地名です。
「いらべ」ではなく「いらぶ」と読みます。全長3,540mの伊良部大橋で宮古島と結ばれており、美しい海を眺めながら絶景ドライブを楽しめる人気観光スポットです。
登野城(とのしろ)
石垣市中心部にある地名です。
「とうのしろ」などと読みたくなりますが、正しくは「とのしろ」。
住宅地や商業施設が集まる生活の中心エリアで、離島ターミナルにも近く、観光客が訪れる機会も多い地域です。
真栄里(まえざと)
石垣市にある地名です。
「まえさと」ではなく「まえざと」と読みます。真栄里ビーチやリゾートホテルがあるエリアで、石垣島観光やリゾートステイの拠点としても利用されています。
崎枝(さきえだ)
石垣市北西部にある地名です。
「さきえ」などと読みたくなりますが、正しくは「さきえだ」。
豊かな自然が残る静かな地域で、美しい海や夕景を楽しめるスポットが点在しています。
伊原間(いばるま)
石垣島北東部にある地名です。
「いはらま」と読みたくなりますが、正しくは「いばるま」。
平久保崎へ向かう途中に位置し、美しい海岸線や豊かな自然が広がるエリアとして知られています。
上地(うえち)
沖縄県内各地で見られる地名・名字です。
一般的には「うえち」と読めますが、沖縄では古くから使われてきた地名・名字として知られています。
宮古島や八重山地方などにも見られ、地域によって身近な名称となっています。
宇茂佐(うむさ)
名護市にある地名です。
「うもさ」などと読みたくなりますが、正しくは「うむさ」。
名護市では現在も住所として使われており、古くから受け継がれてきた地名の一つです。
【上級・超難度編】あなたは読める?沖縄難読地名トップクラス

最後は上級編です。
ここからは、漢字だけでは読み方をほとんど想像できない地名が登場します。中には、漢字の文字数と読み方の長さが大きく異なるものもあります。
保栄茂(びん)
豊見城市にある地名で、沖縄を代表する難読地名として知られています。
漢字3文字なのに読み方は「びん」の2音。由来には諸説ありますが、古くから使われてきた地名の発音に漢字を当てたものとされています。
勢理客(じっちゃく)
浦添市にある地名です。
「せりきゃく」などと読んでしまいそうですが、正しくは「じっちゃく」。
国道58号沿いにも案内標識があるため、旅行中に目にする機会が多い地名です。
為又(びいまた)
名護市にある地名です。
「ためまた」と読みたくなりますが、正しくは「びいまた」。
「又」の部分は「また」と読めますが、「為」を「びい」と読むのは漢字本来の読み方からは想像できません。沖縄ならではの難読地名の代表例です。
仲村渠(なかんだかり)
南城市にある地名です。
「なかむらきょ」などと読みたくなりますが、正しくは「なかんだかり」。
沖縄特有の読み方をする代表的な地名で、古くからの集落名が受け継がれています。名字としても見られる名称です。
東風平(こちんだ)
八重瀬町にある地名です。
「とうふうだいら」などと読みたくなりますが、正しくは「こちんだ」。
「東風」を「こち」と読む沖縄独特の読み方が特徴で、県外の人には特に読みにくい地名の一つです。
具志頭(ぐしちゃん)
八重瀬町にある地名です。
「ぐしとう」などと読みたくなりますが、正しくは「ぐしちゃん」。
「頭」を「ちゃん」と読む珍しい読み方が特徴で、沖縄ならではの地名として有名です。
西武門(にしんじょう)
那覇市にある地名です。
「せいぶもん」と読んでしまいそうですが、正しくは「にしんじょう」。
漢字からはほとんど読み方を想像できない、沖縄を代表する難読地名の一つです。
大工廻(だくじゃく)
沖縄市にある地名です。
「だいくまわり」と読んでしまいそうですが、正しくは「だくじゃく」。
現在の大工廻は米軍施設用地となっている地域ですが、古くからの地名としてその名前が残されています。
真玉橋(まだんばし)
那覇市と豊見城市の境界付近にある地名です。
「まだまばし」と読みたくなりますが、正しくは「まだんばし」。
国場川に架かる橋の名前としても知られ、現在も交通の要所となっています。
手登根(てどこん)
「手登根」は「てどこん」と読みます。
「てとうね」などと読みたくなりますが、沖縄では「てどこん」という独特の読み方が定着しています。
沖縄県内では地名だけでなく、名字としても見られる名称です。
伊奈武瀬(いなんせ)
「伊奈武瀬」は「いなんせ」と読みます。
那覇市と浦添市の境界付近にある地域で、港湾エリアとしても知られています。
漢字だけでは読み方を想像するのが難しい、沖縄独特の地名の一つです。

沖縄には、「保栄茂(びん)」や「勢理客(じっちゃく)」など、本土ではなかなか読めない地名が数多くあります。これは単に漢字の読み方が難しいのではなく、沖縄ならではの歴史や文化、言葉が深く関係しているためです。
沖縄の地名の多くは、琉球王国時代よりも前から使われていた集落名や土地の呼び名が現在まで受け継がれています。明治時代以降に漢字表記が整えられた際も、昔から親しまれてきた読み方はそのまま残されたため、現在でも漢字からは読み方を想像しにくい地名が数多く存在しています。
また、沖縄の方言である「ウチナーグチ」の発音に合わせて漢字があてられた地名が多いことも理由の一つです。例えば、「保栄茂」は「びん」、「喜屋武」は「きゃん」、「勢理客」は「じっちゃく」と読みますが、これらは漢字本来の読み方ではなく、もともとの地名の発音を表すために漢字が使われています。
さらに、沖縄には本土とは異なる独自の読み方が定着しています。例えば、「東」は「あがり」、「西」は「いり」、「城」は「ぐすく」、「原」は「ばる」と読むことがあり、こうした法則は沖縄の地名で頻繁に見られます。一見すると難読地名に思えますが、これらのルールを知っておくことで、初めて見る地名でも読み方を予想しやすくなります。
覚えておくと読みやすい!沖縄地名の法則
沖縄の地名は一見すると難しく感じますが、実はいくつかの読み方の法則があります。すべての地名に当てはまるわけではありませんが、代表的なルールを覚えておくと、初めて見る地名でも読み方を予想しやすくなります。
- 東=あがり
沖縄では、「東」を「あがり」と読む地名があります。これは太陽が昇る方向を意味する沖縄の言葉が由来で、「東=あがり」という読み方が定着しました。代表的な例として、「東江(あがりえ)」や「東村(ひがしそん)」などがあります。ただし、すべての「東」が「あがり」と読むわけではなく、「東村」のように漢字どおり「ひがし」と読む例もあります。 - 西=いり
「西」は沖縄では「いり」と読むことがあります。「いり」は太陽が沈む方向を表す沖縄の言葉で、「あがり」と対になる表現です。例えば、「西原」は「にしはら」と読みますが、「西」を含む古い地名では「いり」が使われる場合もあります。沖縄の歴史や文化を知るうえで覚えておきたい読み方の一つです。 - 城=ぐすく
沖縄の地名で最も有名な読み方の一つが、「城=ぐすく」です。「ぐすく」は琉球王国時代の城や城跡、集落を意味する言葉で、「今帰仁城(なきじんぐすく)」や「中城(なかぐすく)」、「玉城(たまぐすく)」など、多くの地名に使われています。 - 原=ばる
沖縄では、「原」を「ばる」と読む地名が数多くあります。「ばる」は原野や広い土地を意味する沖縄の言葉で、「上原(うえばる)」「大原(うふばる・おおはら)」など、県内各地で見られます。「○○原」という地名を見かけたら、「ばる」と読む可能性を覚えておくと便利です。 - 前=めー
「前」は沖縄では「めー」と読むことがあります。沖縄では昔から「めー」に近い発音で呼ばれてきた地名も多く残っています。 - 又=また・また/びいまた など特殊例
沖縄の地名には、法則だけでは読めない特殊な読み方もあります。例えば、「為又」は「びいまた」と読み、「又」の部分は「また」と読みますが、前半部分は漢字からは想像できません。このような地名は、もともとのウチナーグチの発音に漢字を当てたものが多く、沖縄ならではの歴史や文化が色濃く残っています。
よくある質問
一概に「一番読めない地名」を決めることはできませんが、「保栄茂(びん)」「勢理客(じっちゃく)」「為又(びいまた)」は、沖縄を代表する難読地名としてよく知られています。どれも漢字から読み方を想像するのが難しく、旅行者や県外の人が戸惑いやすい地名です。
「保栄茂」は、もともと沖縄で使われていた地名の発音に漢字を当てた「当て字」が由来とされています。そのため、漢字本来の読み方とは異なり、「びん」と読みます。現在でも豊見城市の地名として使われており、沖縄を代表する難読地名の一つです。
沖縄には、琉球王国時代から使われてきた地名やウチナーグチ(沖縄の方言)の読み方が現在も残っているため、難読地名が多くあります。また、昔からの発音に合わせて漢字が当てられた地名も多く、本土とは異なる読み方が定着しています。
沖縄の地名の多くは、沖縄の方言であるウチナーグチに由来しています。ただし、すべてが方言というわけではなく、古くから使われてきた地名や歴史的な呼び名が現在まで受け継がれているものもあります。そのため、沖縄の地名には歴史や文化が色濃く反映されています。
はい、地名の読み方が分からなくても、多くのカーナビや地図アプリでは漢字入力で検索できます。また、スマートフォンの地図アプリでは施設名や住所から検索することも可能です。読み方が分からない場合は、事前に地図アプリで目的地を登録しておくと、旅行中もスムーズに移動できます。
まとめ
沖縄には、「保栄茂」や「勢理客」、「為又」をはじめ、本土ではなかなか見られない難読地名が数多く存在します。その背景には、琉球王国時代から受け継がれてきた歴史や文化、ウチナーグチの発音が深く関係しています。
沖縄旅行やドライブの際は、道路標識や地図に表示される地名にもぜひ注目してみてください。難読地名の意味や由来を知ることで、観光地を巡るだけでは気付けない沖縄の歴史や文化の魅力を、より深く楽しむことができます。

