
沖縄の海の幸を味わい尽くす!絶品海の幸を店舗・お土産・体験スポットから紹介!

沖縄は、青く澄んだ海と温暖な気候に恵まれた海の幸の宝庫と言われています。
黒潮に育まれた豊かな漁場では、色鮮やかで個性豊かな魚介やもずくに海ぶどうなどの海藻類も有名で、刺身や天ぷら、マース煮など沖縄ならではの料理法は地元民も観光客からも人気です。
地元の市場では朝獲れの新鮮な海鮮をその場で楽しめ、お土産として持ち帰れる加工品や、実際に自分で獲って体験できるプランも充実しており、食べる・買う・体験するの三拍子で、南国の海の恵みを満喫できます!
この記事では、沖縄の代表的な海の幸やおすすめのグルメスポット、人気のお土産、そして自分で楽しめる体験スポットを詳しく紹介します。
沖縄の海の幸とは?南国ならではの豊かな魚介を紹介!
沖縄の海は、黒潮と珊瑚礁に囲まれた豊かな漁場で、南国らしい色鮮やかで個性豊かな魚が数多く生息しています。見た目の美しさだけでなく、味わいや食感にもそれぞれの魅力があり、地元の人々の食卓を支える沖縄の海の幸を紹介していきます。
・グルクン(タカサゴ)

沖縄県の県魚として知られる定番の白身魚。唐揚げや刺身として人気が高く、外はカリッと、中はふっくらとした食感が特徴です。あっさりとした味わいで、観光客にもファンが多い一品です。
・ミーバイ(ハタ類)

地元では高級魚として扱われ、鍋料理やマース煮(塩煮)に使われることが多い魚です。身がしっかりしており、火を通しても崩れにくく、上品な旨味が広がります。祝いの席や特別な日の料理にも登場する、沖縄を代表する高級食材です。
・イラブチャー(ブダイ)

青と緑が混ざり合った鮮やかな体色が印象的な魚で、沖縄の市場でもひときわ目を引きます。淡白でクセが少なく、刺身や酢味噌和えとして食べられることが多いです。地元の食卓ではおなじみの魚で、食文化の一部として定着しています。
・マグロ・カジキ

沖縄近海では大型魚も多く水揚げされ、とくにマグロやカジキは刺身・丼物・寿司として人気。那覇の「泊いゆまち」などの市場では、朝獲れの新鮮な切り身をその場で購入できるため、観光客にも評判です。
・もずく・海ぶどう

魚だけでなく、海藻も沖縄の海の幸を語るうえで欠かせません。もずくは太くてコシがあり、食感がしっかりしているのが特徴。三杯酢や天ぷらで味わうのが一般的です。海ぶどうはプチプチとした食感と爽やかな塩味が人気で、お土産や家庭用にもよく選ばれます。
沖縄の海の幸は、単に南国らしいというだけでなく、豊かな自然環境と人々の知恵が生んだ多様な食文化の象徴です。地元の食堂から高級レストランまで、どこでも新鮮な魚介を味わうことができるのも、島ならではの魅力といえます!
沖縄の海の幸が美味しい理由
沖縄の海が育む魚介がおいしい理由は、黒潮と珊瑚礁が生み出す豊かな海の環境にあります。
黒潮は栄養豊富な海流で、多くのプランクトンを運び、それを餌とする魚が集まることで多様な魚種が生息します。また、漁場が島の周辺に近く、漁から市場・飲食店までの距離が短いため、抜群の鮮度で流通できるのも沖縄の良さです。
さらに、沖縄には「酢味噌和え」「マース煮」「天ぷら」など、素材の旨味を引き出す独自の食文化が根付いており、魚介本来の味を存分に楽しむことができます。南国の太陽と海が育てた沖縄の海の幸は、まさに自然の恵みそのものです。
沖縄の海の幸を味わうおすすめグルメスポット
沖縄で新鮮な海の幸を味わうなら、まずは地元の市場や漁港食堂を訪れてみましょう。漁港直送の魚介が並び、観光客にも人気のスポットがそろっています。
那覇「泊いゆまち」

引用:https://www.tomariiyumachi.com/
県内最大級の魚市場として知られる「泊いゆまち」では、早朝から地元の漁師たちが新鮮な魚を次々と水揚げし、市場内には活気があふれています。マグロやカジキ、グルクンなど、沖縄近海で獲れた多彩な魚介が並び、見ているだけでも楽しめる観光スポットです。
市場の一角には食堂や寿司店、テイクアウト専門店が軒を連ね、朝獲れの魚を使った海鮮丼や刺身定食をその場で味わうことができます。リーズナブルな価格で本格的な味を楽しめることから、地元客にも観光客にも支持されています。
住所 | 〒900-0001 沖縄県那覇市港町1丁目1−18 |
営業時間 | 7:00~17:00 年中無休(正月・盆を除く) |
入場料 | 無料 |
人気商品 | 丼・すし まぐろや本舗「三色丼」 |
糸満漁港「お魚センター」

引用:https://www.jf-okinawa.jp/?directshop=糸満漁業協同組合「お魚センター」
南部・糸満市にある「糸満漁港お魚センター」は、地元漁師が運営する直営市場で、沖縄の“海の台所”とも呼ばれる人気スポットです。ショーケースにはグルクンやミーバイ、イラブチャーなどの地魚からマグロ・イカ・貝類まで、鮮度抜群の魚がずらりと並び、訪れる人々を圧倒します。
購入した魚はその場で調理してもらうことができ、刺身・バター焼き・天ぷらなど、好きなスタイルで味わえるのが魅力。屋外の中庭スペースでは、海を眺めながらの海鮮BBQも楽しめ、家族連れやグループ観光にも最適です。活気あふれる市場の雰囲気と、漁師町ならではのローカルな魅力を体感できるスポットに足を運んでみましょう!
住所 | 〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町4丁目19−1 |
営業時間 | 10:00〜19:00(店舗により異なる) |
入場料 | 無料 |
人気商品 | マグロ解体ショー |
恩納村「浜の家」

引用:https://www.kaisen-hamanoya.jp/shopinfo
恩納村の海沿いに佇む「浜の家」は、創業40年以上の老舗海鮮料理店。リゾート地の中心にありながら、地元の人にも長く愛され続けています。漁港から直送される新鮮な魚介を使った料理が豊富で、沖縄の“海の幸”を存分に味わえる人気店です。
看板メニューは、沖縄県魚グルクンの唐揚げ。外はサクッと香ばしく、中はふっくらとした食感で、訪れる人の多くが注文する一品です。ほかにも、ぷちぷち食感が楽しい海ぶどう丼やマグロの刺身定食など、南国らしいメニューが並びます。
木の温もりを感じる店内からは、美しい恩納村の海が一望でき、昼は爽やかな海風、夜は夕焼けを眺めながら食事を楽しむことができます。観光客はもちろん、地元の常連客も多く訪れる“恩納の味処”として親しまれています。
住所 | 〒904-0415 沖縄県国頭郡恩納村仲泊865 |
営業時間 | 11:00〜21:00(L.O.20:30)不定休 |
入場料 | 無料 |
人気商品 | グルクン唐揚げ・海ぶどう丼・刺身定食 |
ホテル・居酒屋で味わう沖縄の海鮮料理
宿泊先や夜の食事で、ゆったりと沖縄の海の幸を楽しみたい方には、ホテルのビュッフェや地元の居酒屋がおすすめです。それぞれ違った魅力があります。
リゾートホテルのディナービュッフェ
恩納村や名護などのリゾートホテルでは、地元漁港から届く新鮮な魚介を使った海鮮メニューが充実。刺身や寿司、焼き魚、マリネなど、多彩な料理を一度に楽しめます。海を眺めながら食事ができるレストランも多く、特別な夜を演出してくれます。
オススメホテル ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄
ハイアットリージェンシーでは、和食レストラン「Shirakachi(しらかち)」では、新鮮な海の幸を使った鉄板焼きや炉端料理を堪能できます。カウンター越しにシェフが調理するライブキッチンスタイルで、県産魚介や旬の野菜、和牛などを目の前で焼き上げるパフォーマンスは圧巻であり、沖縄の素材を活かした上品な味わいを楽しめます。
ホテル内の海鮮レストラン
那覇市内のシティホテルやリゾートホテルには、沖縄食材を使った創作和食・海鮮料理店が併設されていることも。地元魚を使った刺身盛り合わせや、泡盛に合う塩焼きなど、上品な味を堪能できます。
オススメホテル コレクティブ
ホテルコレクティブは食事面での評価が高く、1階の「オールデイダイニング Vision & Emotion」では、ランチタイムに新鮮な海鮮料理や寿司が並び、4階の「La Plata(ラ・プラータ)」では本格的なシュラスコや海鮮を楽しむことができます。
地元の海鮮居酒屋
観光客にも人気なのが、那覇・国際通り周辺の居酒屋。グルクンの唐揚げやもずく天ぷら、海ぶどうのサラダなど、沖縄らしい海鮮メニューがそろいます。賑やかな雰囲気の中で泡盛を片手に食べる一皿は格別。地元の人との交流も楽しめます。
オススメ海鮮居酒屋 ももすけ水産
ももすけ水産は、地元の新鮮な魚介を気軽に楽しめる海鮮居酒屋です。漁港から直送された旬の魚を使った刺身盛り合わせや、日替わりの焼き魚、海鮮丼などが人気で、昼から営業しているため昼飲みスポットとしても注目されています。
料理はどれもボリューム満点で、リーズナブルな価格設定も魅力。ビールや泡盛との相性も抜群です。新鮮な魚を食べながら、那覇の屋台村らしい活気を感じられるおすすめの居酒屋です!
お土産にも人気!沖縄の海の幸を持ち帰ろう!
沖縄の海の幸は、現地で味わうだけでなく、お土産や贈り物としても人気があります。新鮮な魚介の風味をそのまま閉じ込めた加工品や、南国らしい食感を楽しめる特産品など、種類も豊富です。
中で物お土産として喜ばれる海の幸を紹介していきます!
海ぶどう

沖縄土産の定番として、観光客から絶大な人気を誇るのが海藻海ぶどうです。小さな粒が房状に連なった見た目からグリーンキャビアとも呼ばれ、口に入れるとプチプチとはじける食感が楽しい一品です。
ポン酢や三杯酢をかけると、ほのかな塩見と酸味が合わさり南国らしい爽やかな風味が広がります。
市場や空港では、持ち帰りに便利なパック入りタイプや、常温で保存できる加工タイプが販売されており、冷蔵タイプは特に鮮度が高く、お土産におすすめの海の幸となっています。
もずく

沖縄の海で育つ「もずく」は、太くてコシがあり、全国でも高い評価を受けている特産品です。本土の細いもずくとは異なり、しっかりとした歯ごたえと独特のぬめりが特徴で、噛むほどに磯の香りが広がります。三杯酢でさっぱりと食べるのはもちろん、天ぷらや味噌汁、そばの具材としても人気。沖縄の家庭料理に欠かせない万能食材です。
那覇空港や道の駅、漁協の直販所では、パック詰めや瓶入りタイプなど様々な商品が販売されており、持ち帰り用にも最適。冷蔵タイプはもちろん、常温保存できる乾燥もずくも人気で、自宅でも沖縄の味を気軽に楽しめます。
魚の干物・燻製

沖縄では、地元で獲れた魚を丁寧に干し上げた干物や、香ばしく燻した燻製が人気の海の幸お土産として親しまれています。グルクンやミーバイなど、県内の漁港で水揚げされた新鮮な魚を使用し、旨味が凝縮しています。
真空パックや個包装になった商品も多く、日持ちするため贈答用にも選ばれています。特に「グルクンの一夜干し」や「ミーバイの燻製」は定番人気で、地元市場や空港、道の駅などでも購入可能ですのでお土産にぜひ購入してみましょう!
瓶詰め・缶詰の珍味
沖縄の味を手軽に楽しめるお土産として人気なのが、魚介を使った瓶詰めや缶詰タイプの珍味です。シークヮーサー風味のツナ缶や島イカの塩辛、マグロのラー油漬けなど、沖縄ならではの素材や調味料を使った商品が豊富にそろっています。開けるだけで食べられる手軽さと、本格的な味わいを両立しているのが魅力です。
小瓶や小缶のパッケージは見た目にも可愛らしく、持ち運びやすいサイズ感で贈り物にもぴったりです。那覇空港や道の駅、物産センターなどで販売されており、旅行の最後におうちでも楽しめる沖縄の味として人気を集めています。開けた瞬間に広がる香りと味わいが、旅の余韻を思い出させてくれる一品となっています!
購入できる場所
沖縄の海の幸をお土産として購入するなら、アクセスしやすい場所が便利です。那覇空港の土産店には、海ぶどうやもずくをはじめとする人気商品が勢揃い。観光の締めくくりに立ち寄る人も多くいます。道の駅や国際通りのショップでも、試食付きで選べる店舗が多く、地元ならではの味を見つけることができます。
また、漁協直販所では新鮮な海産物や加工品を手頃な価格で購入可能。旅行後に楽しみたい人には、オンラインショップ「沖縄ストーリー」や「おきなわ物産センター」などもおすすめです。旅の思い出とともに、沖縄の海の恵みをおうちでも味わってみてください。
自分で獲って楽しむ!沖縄の海の幸体験スポット
沖縄では、海を眺めるだけでなく、自分の手で海の幸を獲って楽しむ体験も人気です。恩納村・読谷村・北谷町などでは、初心者でも気軽に参加できる船釣りツアーが充実しています。釣り具や餌、ライフジャケットなどはすべてレンタル可能で、手ぶらでも参加できるのが魅力。天気の良い日には、コバルトブルーの海を背景に色鮮やかな魚が釣れることもあります。
なかには、釣った魚をその場で調理してもらえるプランもあり、船上や港の近くで新鮮な刺身や唐揚げを味わえるのも沖縄ならではの楽しみ方です。家族旅行やグループ観光にもおすすめで、思い出づくりにもぴったりです。
より本格的に沖縄の海と触れ合いたい方には、漁業体験やもずく刈り体験もおすすめです。糸満や久米島などでは、地元漁師の指導のもと、実際に網を引いたり、もずくを収穫したりといった漁業体験ができ、海の恵みを肌で感じることができます。
また、ビーチやキャンプ場では、地元の魚介を使った海鮮BBQを楽しむことも可能。獲れたての魚を炭火で焼きながら、海風を感じて食べる味は格別です。沖縄の自然と海の幸を一度に体感できる体験は、旅の思い出をより深くしてくれるでしょう。
まとめ
沖縄の海の幸は、種類の豊富さだけでなく、食べ方や楽しみ方の多さも魅力です。市場で味わう新鮮な刺身やグルクンの唐揚げ、旅のお土産にぴったりな海ぶどうやもずく、そして自分で釣って楽しむ体験までどれも南国の海ならではの贅沢な思い出になります。
食べて、買って、体験して三つの楽しみ方で、海の恵みを心ゆくまで堪能してみてください!