2025.4.23

沖縄の潮干狩りスポット!おすすめの場所3選とシーズン・持ち物・注意点完全ガイド

沖縄 潮干狩り

沖縄で潮干狩りを楽しもう!

沖縄の透き通るような美しい海は、海水浴やダイビングだけでなく、家族連れや友人と楽しめる潮干狩りの絶好のフィールドでもあります。

南国ならではの貝類に出会えるのも沖縄の潮干狩りの魅力です。

この記事では、沖縄で潮干狩りが楽しめるおすすめスポットや潮干狩りの最適な時期、採れる貝の種類、必要な持ち物リストなどを詳しく解説していきます。

沖縄の潮干狩りの魅力は?

沖縄の潮干狩り

沖縄の潮干狩りの最大の魅力は、何と言ってもそのロケーションの素晴らしさにあります。エメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がる景色の中で過ごす時間は格別です。

足元を流れる透明な海水を感じながら、夢中になって貝を探す体験は、日常の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。

また、沖縄の干潟には、本州ではあまり見られない南方系の貝類や、色鮮やかなカニ、ヤドカリ、小さな魚など、多様な生き物が生息しており、まるで天然の水族館のようです。

大人も子供も好奇心を刺激され、夢中になれる発見があります。安全に注意しながら、沖縄の豊かな自然を満喫しましょう。

沖縄の潮干狩りに最適なシーズンと潮見表の確認方法

沖縄で潮干狩りを楽しむのに最適なシーズンは、3月〜5月頃といわれています。

この時期は、日中の気温も適度で過ごしやすく、海水温も冷たすぎないため、長時間海に入っていても比較的快適に潮干狩りを行えます。

潮干狩りは、潮位が最も低くなる「干潮」の時刻に合わせて行うのが基本です。

特に、月の引力の影響で干満差が大きくなる「大潮」の日の干潮時は、普段は海に沈んでいる広範囲の干潟が現れるため、絶好のチャンスとなります。

潮位表は、気象庁のホームページなどで簡単に確認できます。

行きたい地域をクリックすれば、2週間先までの満潮・干潮時刻と潮位が分かります。干潮時刻の前後1時間~1時間半くらいが、潮干狩りに最も適した時間帯といわれています。

沖縄で採れる貝の種類

沖縄で採れる貝

沖縄の海で採れる貝の種類は、以下のようなものがあります。

ハマグリ
主に砂地に生息する二枚貝で、潮干狩りの定番。沖縄でも見られますが、数は少なめ。身が大きくてうまみが強く、焼きハマグリやお吸い物にぴったりです。

ムール貝
黒く細長い殻が特徴の二枚貝。正式には「ムラサキイガイ」とも呼ばれ、岩場などに固着していることが多いです。洋風の料理に使われることが多く、ワイン蒸しなどが人気。

ティラジャー
沖縄方言で「シッタカ貝(ユキノアシタガイ)」のこと。巻き貝の一種で、岩場によく付いています。味噌汁や塩茹でで食べられ、コリコリとした食感がクセになります。

リュウキュウアサリ
アサリの仲間で、沖縄の干潟や浅瀬でよく見かけます。見た目は本土のアサリと似ていますが、殻に模様が少なく、やや色が濃いのが特徴。酒蒸しや味噌汁にぴったり。

ヒメアサリ
小ぶりなアサリで、砂泥地に多く見られます。身は小さいですが風味がよく、味噌汁や炊き込みご飯におすすめ。潮干狩りではよく見つかる身近な存在です。

アラスジケマンガイ
珍しい名前の二枚貝で、沖縄の干潟などに生息しています。殻に筋模様があり、見た目に特徴があります。食用としては一般的ではありませんが、採取できたら観察用にも面白い種類です。

沖縄のおすすめ潮干狩りスポット3選

沖縄本島には、潮干狩りを楽しめるスポットがいくつかあります。

ここでは特におすすめの場所を3つご紹介します。

泡瀬干潟 (沖縄市)

泡瀬干潟

沖縄本島中部、沖縄市に広がる泡瀬干潟は、県内最大級の規模を誇る潮干狩りスポットです。

干潮時には広大な干潟が出現し、思う存分潮干狩りを楽しめます。浅い海なので小さな子ども連れでも楽しめます​。

泡瀬干潟では、定番のアサリのほか、スエヒロ貝やアラスジマケンといった貝類が採れます。

専用駐車場はありませんが、すぐ近くにある沖縄県総合運動公園の駐車場やトイレを利用可能です​。

泡瀬干潟へのアクセスは車が便利で、那覇空港から約50分ほどで到着します​。

住所〒904-0000 沖縄県沖縄市
Googoleマップhttps://maps.app.goo.gl/o2UT3LQtfRGGaoSb6
公式サイトhttp://awase.net/

海中道路(うるま市)

海中道路

うるま市の勝連半島と平安座島を結ぶ全長約4.7kmの海中道路。

絶景ドライブコースとして有名ですが、道路の両側に広がる浅瀬は潮干狩りスポットとしても人気があります。

近くに「海の駅あやはし館」があり、駐車場やトイレ、レストラン、お土産店などが揃っているため、利便性が高いのが魅力です。

比較的遠浅で波も穏やかなため、小さなお子様連れのファミリーでも安心して楽しめます。

住所沖縄県うるま市
Googoleマップhttps://maps.app.goo.gl/iL8EpDsEtbBW2AEF8
公式サイトhttps://uruma-ru.jp/see/sea-road/

屋我地海岸 (名護市)

屋我地海岸

沖縄本島北部、美ら海水族館からも比較的近い名護市にある屋我地海岸。

干潮時に広大な干潟が現れる穏やかな海岸線が広がっており、潮干狩りに適したポイントが点在しています。

自然が残る静かな環境で、のんびりと貝探しを楽しみたい方におすすめ。

バーベキューができる施設が併設されているので、採れたての貝をその場で味わうこともできます。

住所〒905-1631 沖縄県名護市屋我143番地
Googoleマップhttps://maps.app.goo.gl/Pn1cUPZtTznDMxtE9
公式サイトhttps://nagomun.or.jp/facility/3558/

潮干狩りに必要な持ち物リスト

潮干狩りに必要な持ち物リスト

沖縄で潮干狩りを安全かつ快適に楽しむために、以下の持ち物を準備しましょう。

  • 掘る道具: 熊手、小さめのスコップ
  • 貝を入れる容器: バケツ、網袋
  • 履物: 長靴、マリンシューズ、または濡れても良い運動靴
  • 手袋: 軍手など
  • 日差し・熱中症対策: 帽子、サングラス、首に巻くタオル、日焼け止め
  • 水分補給: 飲み物
  • 持ち帰り用 (必要な場合): クーラーボックス、保冷剤、海水を入れるペットボトル(砂抜き用)
  • その他: タオル、着替え、絆創膏などの救急セット

潮干狩りに適した服装は?

潮干狩りの際の服装は、濡れても動きやすく、安全性が高いことがポイントです。

沖縄は日差しも強く、岩場や砂地も多いため、以下のようなスタイルがおすすめです。

上:ラッシュガードや速乾Tシャツ
日焼け対策と濡れても乾きやすい素材が理想です。長袖のラッシュガードなら、紫外線もカットしてくれるので安心。沖縄の日差しは強烈なので、肌の露出はできるだけ控えたほうがいいです。

下:水陸両用のパンツやレギンス+短パン
水に濡れても快適な素材のパンツやスパッツ系がおすすめです。岩や貝で足を切らないよう、肌を守る意味でもレギンスがあると安心。スカートやジーンズは濡れると重くなるので避けましょう。

靴:マリンシューズや厚底のサンダル
足場が悪い場所もあるため、素足やビーチサンダルは危険です。マリンシューズや濡れても脱げにくいスポーツサンダルがベスト。岩場や貝の殻でケガをしないよう、靴底のしっかりしたものを選びましょう。

帽子・サングラス
沖縄の直射日光を避けるためには、つばの広い帽子やキャップが必須。サングラスもあると目の保護になります。

その他:軍手 or ゴム手袋
貝を掘ったり岩を動かしたりする際に手を守るため、軍手やゴム手袋を装着すると安心。特に岩場ではケガ防止になります。

守りたいルールと注意点

沖縄の潮干狩り

楽しい潮干狩りですが、自然環境や他の利用者に配慮し、ルールを守ることが大切です。

潮の時間や天候を確認する

干潮時刻を確認し、潮が満ちてくる前に必ず岸に戻りましょう。沖に流されないよう注意が必要です。

また、天気予報をチェックし、悪天候(強風、大雨、雷など)が予想される場合は、無理せず中止しましょう。

採捕ルールを守る

場所によっては漁業権が設定されており、一般の人が採捕できない区域や、特定の貝類の採捕が禁止されている場合があります。

現地の看板などに記載されているルールに従いましょう。

危険な生物に注意

ハブクラゲやウミヘビ、毒を持つイモガイ類、ガンガゼなど、沖縄の海には危険な生物もいます。

不用意に触らない、素手で岩の隙間などに手を入れない、足元をしっかり確認するなどの注意が必要です。

子連れで潮干狩りを楽しむ際の注意点

潮干狩りは子供にとっても楽しい体験ですが、安全には特に注意が必要です。

子供から絶対に目を離さない
夢中になると周りが見えなくなりがちです。常に子供の位置を確認し、手の届く範囲で見守りましょう。

こまめな水分補給と休憩
子供は大人よりも熱中症になりやすいです。時間を決めて日陰で休憩させ、水分をしっかり摂らせてください。

ライフジャケットの着用
特に小さなお子様や泳ぎが得意でないお子様には、念のためライフジャケットを着用させると安心です。

子供用の道具を用意
子供の手に合ったサイズの熊手やスコップ、バケツを用意してあげると、より楽しめます。

生き物との触れ合い方
危険な生物がいることも教え、むやみに触らないように注意を促しましょう。

採った貝の持ち帰り方と砂抜き方法

採った貝の持ち帰り方

潮干狩りで採った貝を美味しくいただくためには、持ち帰り方と砂抜きが重要です。

持ち帰り方

採った貝は、まず軽く海水で洗い、泥などを落とします。

持ち帰る際は、クーラーボックスに保冷剤と一緒に入れて低温を保てるように工夫します。

この時、貝が呼吸できるように、クーラーボックスの蓋は少し開けておくか、空気穴があるものを選びましょう。

砂抜きの方法

海水を使うのがベスト

持ち帰った海水をバットなどに入れ、貝が重ならないように並べます。

海水がなければ濃度3%程度の塩水を作りましょう。

暗く静かな場所に置いて砂を抜く

貝が安心して砂を吐けるように、新聞紙などをかぶせて暗くし、静かな場所に置きます。

貝の種類や状態にもよりますが、最低でも2~3時間、できれば一晩ほど置くとしっかり砂が抜けます。

夏場は水温が上がりすぎないように涼しい場所に置くか、保冷剤をうまく活用しましょう。

調理前に再度洗う

砂抜きが終わったら、貝の殻をこすり合わせるようにしてよく洗い、汚れを落としてから調理します。

沖縄の潮干狩りまとめ

沖縄の美しい海で行う潮干狩りは、自然の恵みを感じ、大人も子供も夢中になれる素晴らしい体験です。

潮の時間を確認し、必要な持ち物や服装をしっかり準備して出かければ、きっと忘れられない楽しい思い出が作れるでしょう。

今回ご紹介したおすすめスポットや持ち物リストなどを参考に、ルールとマナーを守りながら、沖縄ならではの潮干狩りを満喫してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

カラモモ
カラモモ
犬とドライブが好きで、時間があれば沖縄の自然をのんびり巡っています。
相棒のわんこと一緒に、海沿いや山道を走る時間がとても心地よくて、ふと立ち寄った場所で見つけた風景やおいしいものを記録するのが楽しみのひとつです。
観光地ではあまり知られていないけれど、地元ならではの魅力が詰まった場所や、静かで穏やかな自然が広がるエリアなど、沖縄の空気をお届けできたら嬉しいです。

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