2026.8.26 宮古島のバスはどれに乗ればいい?4社9路線を行き先別に解説

宮古島の移動といえばレンタカー、というイメージが強いかもしれません。でも実は、宮古島には4つのバス会社が路線バスを走らせていて、空港から市街地へ、平良から池間島や伊良部島へと、バスだけでも意外と足を伸ばせます。
「繁忙期でレンタカーが取れなかった」
「運転にはちょっと自信がない」
そんなときに頼りになるのが路線バスです。
この記事では、どこへ行くにはどのバスに乗ればいいのか、空港からの移動方法とあわせて、2026年8月時点の各社の公式情報をもとにまとめました。
この記事のポイント
- 宮古島の路線バスは、宮古協栄バス、八千代バス、共和バス、中央交通の4社が運行し、平良を中心に9つの路線があります。
- 宮古空港には系統2番・4番・5番が停まり、平良の市街地までは15分前後です。
- 来間島へは系統4番、池間島へは八千代バス、伊良部島へは共和バスで渡れます。
- 下地島空港には2路線が乗り入れ、伊良部島や平良、宮古空港方面へ向かいます。
- 1日5〜6便程度の路線が多く、次の便まで3時間近く空く時間帯もあります。
宮古島のバスは4社が運行、行き先で乗る会社が変わる

宮古島の路線バスは4社体制です。宮古島市によると、市内では宮古協栄バス、八千代バス、共和バス、中央交通の4事業者が、あわせて9つの路線を運行しています。
本土の都市のように1社が網の目を張っているわけではなく、行きたい場所によって乗る会社が変わるのがいちばんの特徴です。まずは行き先から、どの路線に乗ればいいかを確認してみましょう。
| 行きたい場所 | 路線名 | 運行会社 |
|---|---|---|
| 宮古空港 | 系統2番 長北山北線/系統4番 与那覇嘉手苅線/系統5番 新里宮国線 | 宮古協栄バス |
| 東急ホテル、来間島 | 系統4番 与那覇嘉手苅線 | 宮古協栄バス |
| うえのドイツ文化村、シギラリゾート | 系統5番 新里宮国線 | 宮古協栄バス |
| 城辺(友利、インギャーマリンガーデン方面) | 系統3番 友利線 | 宮古協栄バス |
| 城辺(福里、吉野、保良方面) | 系統1番 新城吉野保良線 | 宮古協栄バス |
| 池間島 | 池間一周線 | 八千代バス |
| 伊良部島、佐良浜、佐和田の浜 | 伊良部佐良浜経由平良線 | 共和バス |
| 下地島空港(途中下車あり) | 系統9番 みやこ下地島空港リゾート線 | 宮古協栄バス |
| 下地島空港(直行) | みやこ下地島エアポートライナー | 中央交通 |
なお平良港ターミナルビルの裏手には交通結節点が整備されていて、各路線への乗り継ぎができるようになっています。
宮古協栄バス(宮古空港と島の南部、下地島空港方面)
宮古協栄バスは、4社のなかでもっとも路線数が多い会社です。平良の協栄車庫を起点に、系統1番から5番までが城辺・上野・下地方面へ、系統9番が下地島空港へと伸びています。
| 系統 | 路線名 | 主な行き先 |
|---|---|---|
| 系統1番 | 新城吉野保良線 | 鏡原、更竹、福里、吉野、保良方面 |
| 系統2番 | 長北山北線 | 宮古空港、鏡原、更竹、比嘉方面 |
| 系統3番 | 友利線 | 砂川、友利、インギャーマリンガーデン方面 |
| 系統4番 | 与那覇嘉手苅線 | 宮古空港、東急ホテル、前浜ビーチ、来間島方面 |
| 系統5番 | 新里宮国線 | 宮古空港、うえのドイツ文化村、シギラリゾート方面 |
観光で使う機会が多いのは、宮古空港を通る系統2番・4番・5番です。
なお系統3番の友利線は、2026年4月から2027年3月末までの期間、平日と土曜の一部の便が運休しているため、城辺方面へ向かう場合は事前に時刻表の確認をおすすめします。
八千代バス(平良から池間島まで)
八千代バスが運行するのは、平良の市街地から西辺、狩俣を経て池間島までを結ぶ「池間一周線」です。宮古島市役所を起点に終点の漁協前まで、1日8便前後が走っています。
池間大橋を渡って池間島へ入れる路線バスは、この八千代バスだけ。朝6時半台から夜19時前まで動いているので、島の北側へ向かうなら心強い存在です(一部の便は土日祝や長期休暇中に運休します)。
野田から漁協前までの区間は、バス停以外でも乗り降りできる「フリー乗降区間」です。安全な場所ではっきり手を挙げれば乗車でき、降りたい場所は早めに運転手へ伝えれば停まってもらえます。
ただし交差点や横断歩道の前後30メートル、道幅の狭い場所、そして池間大橋の上では乗り降りできません。
共和バス(伊良部島と佐良浜方面)
伊良部島へ渡れるのが共和バスです。宮古島市役所から伊良部大橋を通り、佐良浜地区を経由して佐和田車庫までを結ぶ「伊良部佐良浜経由平良線」を運行しています。
途中には佐良浜港や伊良部島の集落があり、終点の佐和田車庫からは「日本の渚百選」に選ばれた佐和田の浜も徒歩圏内です。
中央交通(下地島空港へのアクセス専門)
中央交通が運行するのは「みやこ下地島エアポートライナー」の1路線のみです。下地島空港とヒルトン沖縄宮古島リゾート、平良港、宮古空港などを結ぶ空港連絡バスにあたります。
飛行機の発着に合わせた運行なので、日常の移動に使うというより、下地島空港を利用する人のための路線と考えるとわかりやすいでしょう。
宮古空港に着いたらどのバスに乗る?
宮古空港に停まるのは、宮古協栄バスの系統2番・4番・5番と、下地島空港へ向かう系統9番、そして中央交通のエアポートライナーです。目的地によって乗る系統が変わります。
市街地の平良へ向かう場合
平良の中心部へ出るなら、系統2番・4番・5番のいずれかに乗り、「市場通り」や「北小前」で降りるのがわかりやすいでしょう。所要時間は15分前後、運賃は200〜300円台が目安です。
ただし便数は多くありません。宮古空港を通る系統2番・4番・5番は、いずれも1日5〜6便程度です。時間帯によっては次の便まで3時間近く空くこともあるため、事前に時刻表で確認しておきましょう。
東急ホテルやシギラリゾート方面へ向かう場合
リゾート滞在の場合は、行き先で系統が分かれます。宮古島東急ホテルや来間島方面は系統4番、うえのドイツ文化村やシギラリゾート方面は系統5番です。
どちらも宮古空港を通るので、乗り継ぎなしでそのまま向かえます。宮古空港からの運賃はうえのドイツ村まで300円、来間まで380円ほどです。
下地島空港に着いたらどのバスに乗る?
下地島空港に降り立ったら、バスは2種類から選べます。宮古協栄バスの「みやこ下地島空港リゾート線」と、中央交通の「みやこ下地島エアポートライナー」です。どちらも伊良部島を通って、ヒルトン沖縄宮古島リゾートや平良の市街地、宮古空港方面へと向かいます。
みやこ下地島エアポートライナーが結ぶのは主要な7か所だけ。終点は宮古空港で、運賃はヒルトンや平良市街まで600円、宮古空港まで800円です。乗車券は下地島空港内の販売所で購入します。
みやこ下地島空港リゾート線は、停留所が30か所。伊良部島の集落や平良市街で降りることができて、宮古空港を越えて宮古島東急ホテル前まで運行します。運賃はヒルトン宮古島まで500円、平良市街まで600円、宮古空港まで700円、東急ホテル前まで800円です。
ただし、どちらも航空便の発着に合わせた運行という点にはご注意を。対応する便が欠航すると、バスも運休することがあります。
参考:協栄バス・タクシー 宮古島|路線バス案内
参考:中央交通株式会社|みやこ下地島エアポートライナー
よくある質問(FAQ)
15分前後が目安です。宮古協栄バスの系統2番・4番・5番が宮古空港に停まり、市場通りや北小前で降りると市街地の中心部に出られます。
主要なエリアへは行けます。宮古空港や平良の市街地から、来間島、池間島、伊良部島まで路線がつながっています。ただし1日5〜6便程度の路線が多く、時間帯によっては次の便まで3時間近く空くこともあるため、行き先と時刻表を照らし合わせて計画を立てる必要があります。
はい、行けます。伊良部島へは共和バスの伊良部佐良浜経由平良線、池間島へは八千代バスの池間一周線が運行しています。来間島へは宮古協栄バスの系統4番で渡れます。
宮古協栄バスの「みやこ下地島空港リゾート線」と、中央交通の「みやこ下地島エアポートライナー」の2路線が、宮古空港と下地島空港を結んでいます。ただし、どちらも航空便の発着に合わせた運行のため、便数は限られます。事前に各社の時刻表で運行日と時刻を確認してください。
まとめ
宮古島の路線バスは4社9路線。行き先によって乗る会社が変わるので少し戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば難しくありません。平良を中心に宮古空港、来間島、池間島、伊良部島、そして下地島空港まで、主要なエリアはひととおりつながっています。
気をつけたいのは便数です。1日5〜6便程度の路線が多く、時間帯によっては次の便まで3時間近く空くことも。行き先が決まったら、時刻表と照らし合わせて計画を立てておくことをおすすめします。
ダイヤや運賃は改定されることもあるので、出かける前には各社の公式サイトで最新の情報を確認してください。バスの窓から眺める宮古島は、レンタカーで走り抜けるのとはまた違った表情を見せてくれるはずです。

