2026.10.5 冬の沖縄観光おすすめはどこ?夏とは違うスポットと楽しみ方を紹介

沖縄の冬は、本州ほど寒くならないとはいえ、さすがに海で泳ぐには肌寒い季節です。「じゃあ、冬の沖縄は楽しめないの?」と思う方もいるかもしれませんが、冬だけの観光スポットがたくさんあります。
この記事では、海以外で楽しむ冬の沖縄観光を紹介します。冬ならではの体験ができるスポットに加えて、気になる気温や服装のポイントも、あわせてまとめました。
この記事のポイント
- 那覇の1月の平均気温は17.3℃で、冬でも日中は上着1枚で過ごせる日が多いです。
- 1月から3月には、慶良間の海にはザトウクジラがやってきます。
- 沖縄の桜は1月中旬ごろに咲きはじめ、全国でいちばん早くお花見が楽しめます。
- 冬の読谷村では、琉球ランタンフェスティバルで夜の街並みが灯りに彩られます。
- 那覇に近い漫湖では、クロツラヘラサギなど希少な渡り鳥が冬を越します。
- 2月には県内各地でプロ野球の春季キャンプが行われ、選手の練習を間近で見学できます。
冬の沖縄でしか出会えない体験と観光スポット
冬の沖縄には、海で泳ぐ以外の楽しみがそろっています。生きものとの出会いから早咲きの桜、夜のイベントまで、この時期だからこそ味わえるスポットを一覧にまとめました。
| スポット | エリア | 冬の見どころ | 時期の目安 |
|---|---|---|---|
| 座間味島のホエールウォッチング | 慶良間諸島 | 子育て中のザトウクジラ | 1月〜3月 |
| 今帰仁グスク桜まつり | 今帰仁村 | 世界遺産と寒緋桜の夜桜 | 1月下旬〜2月上旬 |
| もとぶ八重岳桜まつり | 本部町 | 7,000本以上の濃いピンクの桜 | 1月中旬〜2月上旬 |
| 琉球ランタンフェスティバル | 読谷村 | 琉球王朝の街並みを彩る灯り | 12月上旬〜3月下旬 |
| 漫湖水鳥・湿地センター | 那覇市・豊見城市 | 越冬する希少な渡り鳥 | 秋〜春(冬が見頃) |
| プロ野球の春季キャンプ | 県内各地 | 選手の練習やオープン戦 | 2月 |
座間味島のホエールウォッチング

冬の沖縄の醍醐味といえば、ザトウクジラとの出会いです。ザトウクジラは毎年冬になると、繁殖と子育てのために暖かい慶良間の海へ帰ってきます。
座間味村でのホエールウォッチングは、1月から3月までがシーズンです。この時期、慶良間の海はクジラに出会える確率がとても高く、親子で泳ぐ姿に出会えることもあります。体長10メートルを超える巨体が、すぐそばで潮を噴き上げたり、豪快にジャンプしたりする姿は、思わず息をのむ迫力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 座間味島(慶良間諸島) |
| 時期 | 1月〜3月 |
今帰仁グスク桜まつり

世界遺産の今帰仁城跡を、濃いピンクの桜が包む。今帰仁グスク桜まつりは、沖縄ならではの花見が味わえるイベントです。石を積み上げた壮大な城壁と、参道を彩るヒカンザクラ(寒緋桜)の共演が見どころです。
例年1月下旬から2月上旬に開かれ、日が暮れるとライトアップが加わり、昼とはまったく違う幻想的な世界に変わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 今帰仁城跡(今帰仁村今泊5101) |
| 時期 | 1月下旬〜2月上旬 |
| ライトアップ | 18:00〜21:00 |
参考:世界遺産 今帰仁城跡 公式サイト
参考:【公式サイト】第19回今帰仁グスク桜まつり
もとぶ八重岳桜まつり

本部町の八重岳では、日本一早い桜まつりが開かれます。標高453メートルの山の裾から山頂までの約4キロにわたって、7,000本以上のヒカンザクラ(寒緋桜)が植えられています。
例年1月中旬から2月上旬に「もとぶ八重岳桜まつり」が開かれます。濃いピンクの花が山肌を彩る光景は、緑の原生林とのコントラストも美しく、期間中に開催されるステージイベントは多くの花見客で賑わいます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 八重岳桜の森公園(本部町並里921) |
| 時期 | 1月中旬〜2月上旬 |
参考:本部町観光協会【公式】ウェブサイト|八重岳
参考:本部町観光協会【公式】ウェブサイト|第48回もとぶ八重岳桜まつり
琉球ランタンフェスティバル

冬の沖縄の夜を灯りで彩るのが、読谷村の体験王国むら咲むらで開かれる琉球ランタンフェスティバルです。日本夜景遺産にも認定されています。
14〜15世紀の琉球王朝時代の街並みを再現した園内が、3,000個を超えるランタンで埋め尽くされます。中華提灯やベトナムランタン、和紙灯籠など、アジア各地の多彩な灯りが並ぶのは、海上交易国家として栄えた琉球ならではの演出。柔らかなあかりに包まれた石畳を歩けば、冬の澄んだ夜気と相まって、どこか遠い時代に迷い込んだような気分になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 体験王国むら咲むら(読谷村字高志保1020-1) |
| 時期 | 12月上旬〜3月下旬 |
| 開催時間 | 17:30〜22:00(最終入園21:30) |
参考:日本夜景遺産|琉球ランタンフェスティバル
参考:体験王国むら咲むら|琉球ランタンフェスティバル2025-2026-よみたん夜あかり
漫湖水鳥・湿地センター

那覇の中心部からほど近い場所に、渡り鳥たちが飛来する干潟があります。那覇市と豊見城市にまたがる漫湖は、ラムサール条約に登録された河口干潟で、渡り鳥の重要な中継地。これまでに170種以上もの野鳥が確認されており、世界的に絶滅が心配されているクロツラヘラサギなども飛来します。
秋から春にかけては渡り鳥の観察に適しており、特に11月〜2月ごろは多くの水鳥が見られます。
湖岸にある漫湖水鳥・湿地センターは入館無料で、望遠鏡を備えた観察デッキやマングローブ林を抜ける木道が整備されています。木道からはカニやミナミトビハゼといった干潟の生きものも間近に見られ、都会のすぐそばとは思えない自然に出会えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 漫湖水鳥・湿地センター(豊見城市字豊見城982) |
| 開館時間 | 9:00〜17:00 |
| 休館日 | 毎週月曜(祝日の場合は翌日)、慰霊の日(6月23日)、年末年始(12月29日〜1月3日) |
| 入館料 | 無料 |
プロ野球の春季キャンプ

2月の沖縄は、野球ファンにとって特別な季節です。冬でも比較的暖かい沖縄は、選手たちのトレーニング地として長く選ばれてきました。県内各地の球場で複数のプロ野球球団が春季キャンプを行い、練習風景や紅白戦、オープン戦を間近で見学できます。
選手との距離が近く、タイミングが合えばサインや記念撮影に応じてくれることもあるのが、キャンプ見学ならではの魅力です。
キャンプ地は那覇、宜野湾、名護、沖縄市など、本島各地に点在しているので、複数の球団を巡ることもできます。
球場周辺にはキッチンカーが並ぶことも。応援と一緒に沖縄の食も楽しめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 県内各地の球場(那覇、宜野湾、名護、沖縄市 など) |
| 時期 | 例年2月 |
| 見学 | 球団により異なる(練習・紅白戦・オープン戦など) |
冬の沖縄観光の気候と服装は?
冬の沖縄は「暖かいけれど、油断すると寒い」季節です。冬の沖縄は「暖かいけれど、油断すると寒い」季節です。那覇の平均気温は1月が一年でもっとも低く17.3℃。本州の冬に比べればかなり暖かく、日中は上着1枚で過ごせる日もあります。ただし1月から2月は曇りや雨の日が多く、日照時間は一年で最短です。
服装は、脱ぎ着しやすい重ね着が基本です。日中は暑いくらいでも、日が陰ったり風が出たりすると肌寒くなります。半袖1枚は避け、長袖に薄手のセーターやパーカーを重ね、風を通しにくい上着を一枚持っておくと安心です。
ホエールウォッチングなど海の上ではさらに冷えるので、防風対策をしっかりと。天候や海況で予定が変わりやすい季節でもあるので、スケジュールは詰め込みすぎないでおきましょう。
参考:気象庁|沖縄の平年の天候
冬の沖縄観光に関するよくある質問
はい、楽しめます。沖縄の桜は本州より早く、那覇では平年1月16日ごろに開花します。品種は濃いピンクのヒカンザクラ(寒緋桜)で、本部町の八重岳や今帰仁城跡では例年1月中旬から2月上旬に桜まつりが開かれます。
シーズンは1月から3月頃です。この時期になると、子育てのためにザトウクジラが暖かい慶良間の海へ帰ってきます。座間味島などから出るツアーに乗れば、大きな体で潮を噴き上げたり、豪快にジャンプしたりする姿を間近に楽しめます。
脱ぎ着で調整できる重ね着が基本です。那覇の1月の平均気温は17.3℃と本州の冬より暖かいものの、北風の強い日や曇りの日は肌寒くなります。長袖に薄手のセーターやパーカーを重ね、風を通しにくい上着を一枚持っておくと安心です。ホエールウォッチングなど海の上ではさらに冷えるので、防風対策をしっかりしておきましょう。
まとめ
冬の沖縄は、海で遊ぶ夏とは違う楽しみがそろっています。子育てに帰ってきたクジラ、全国でいちばん早い桜、王朝の面影を照らすランタン、干潟に集う渡り鳥。どれも、この季節のこの島でしか味わえないものばかりです。
どれも見られる時期は限られています。冬しか出会えない景色を、ぜひ見に行ってみてください。

