2026.10.9 冬の沖縄の海は泳げる?冬に楽しめるアクティビティと服装を紹介

「冬の沖縄って、海に入れるの?」旅行の計画を立てるときや、冬晴れの日に海を眺めたとき、そんなふうに思ったことはありませんか?
にぎやかな夏が過ぎると、沖縄の海は落ち着いた表情に変わります。泳ぐには少し寒い季節ですが、冬には冬ならではの海の楽しみ方があるんです。
この記事では、冬の沖縄の海で泳げるのかどうかを海水温や気温をもとに解説し、冬でも楽しめるアクティビティや服装のポイントまでまとめました。
この記事のポイント
- 冬の沖縄の海は泳げなくはありませんが、寒さから水着での海水浴はおすすめできません。
- 沖縄本島周辺の海面水温は平年値で約22〜25℃まで下がり、2月ごろが最も低くなります。
- 多くのビーチでは遊泳期間が決められていて、冬は遊泳期間外にあたります。
- ザトウクジラに会えるホエールウォッチングのツアーは、おおむね12月から3月ごろに開催されています。
- 冬は海の透明度が上がり、シュノーケリングやダイビングで澄んだ海の中を楽しめます。
- グラスボートや海中展望塔なら、濡れずに普段着のまま海の中を眺められます。
冬の沖縄の海は泳げる?

冬の沖縄の海は、泳げないわけではありません。ただ、海水温も気温も下がるこの季節、水着での海水浴はあまりおすすめできません。晴れた日でも、海から上がったとたんに体が冷えてしまうことが多いからです。
冬の海水温は、平年値で約22〜25℃。12月はまだ比較的高く、2月ごろに最も低くなります。
| 月 | 沖縄本島周辺の海面水温(平年値) |
|---|---|
| 12月 | 約23〜25℃ |
| 1月 | 約22〜23℃ |
| 2月 | 約22℃ |
| 3月 | 約22℃ |
さらに気温は、海水温よりも低めです。那覇の1月の平均気温は17.3℃で、冬は北〜北東の季節風が長く吹き続けます。1〜2月は日照時間も一年で最も少なく、濡れた体に風が当たると、日差しで温まることもできずに一気に冷えてしまいます。
晴れて風が弱く、日差しのある日なら、水着で海に入れないことはありません。とはいえ、冬は曇りや北風の強い日が多く、上がったあとの寒さはなかなかこたえるもの。
また、多くのビーチでは遊泳期間が決められていて、冬は遊泳期間外にあたります。
そのため、冬は海水浴よりも、ウェットスーツを着たシュノーケリングやダイビングなど、ほかの楽しみ方がおすすめです。
出典:気象庁|過去の起用データ検索 > 平年値(年・月ごとの値)
冬の沖縄の海でできること

冬の沖縄の海は、泳ぐ以外にも楽しみ方がたくさんあります。海に入って楽しむものから、濡れずに海の中を眺められるものまで、寒さが苦手な人でも自分に合った遊び方がきっと見つかりますよ。
ホエールウォッチング
冬の沖縄の海でしか出会えない主役といえば、ザトウクジラ。冬になると沖縄の海にやってくるザトウクジラを、船で探しに行くのがホエールウォッチングです。
ツアーは那覇などの沖縄本島から出航するものと、慶良間諸島の座間味島から出航するものがあり、沖縄本島周辺から慶良間諸島にかけての海域がおもな観察エリア。開催はおおむね12月から3月ごろにかけてで、日帰りで参加できます。
ブロー(潮吹き)を探しながらクジラが現れるのを待つ時間は、ちょっとした冒険気分。大きな体が海面に姿を見せた瞬間は、思わず声が出てしまうほどの迫力です。
冬の海の上は風が冷たいので、ダウンジャケットなどの防寒着を持っていくと安心ですよ。
シュノーケリング
「冬でも海の中をのぞいてみたい」という人に気軽なのが、シュノーケリング。水面に浮かびながら、サンゴ礁や色とりどりの魚たちを眺められます。
沖縄には冬もシュノーケリングのツアーを開催しているショップがあり、ウェットスーツに着替えてから海へ向かうのが基本のスタイル。ライフジャケットを着けて水面に浮かぶので、泳ぎに自信がなくても楽しめるのがうれしいところです。
冬は北風で波が高くなりやすい季節。その日の海況に合わせて場所を選んでくれるツアーなら、安心して海の中の景色を楽しめますよ。
ダイビング
もっと深く、海の中の世界にひたりたいならダイビングがおすすめです。沖縄では冬も体験ダイビングを開催しているショップがあり、初めての人でもインストラクターのサポートを受けながら海中散歩を楽しめます。
冬の海の魅力は、なんといっても水の透明度。水温が下がるとプランクトンが少なくなり、海の透明度がぐんと上がります。条件がそろえば、夏以上に遠くまで見わたせる日もあるほどです。
冬ならではの生き物に出会えるのも、楽しみのひとつ。色鮮やかなウミウシは一年中見られますが、水温が下がると比較的浅い場所にやってきて、冬のほうが数も種類も多くなります。
SUP(スタンドアップパドルボード)
海の上をのんびり進んでみたいなら、SUP(スタンドアップパドルボード)がおすすめです。大きなボードの上に立ち、パドルで漕いで進むアクティビティで、冬もツアーを開催しているショップがあります。
ボードの上で過ごす時間が長いぶん、シュノーケリングやダイビングのように、ずっと水に浸かっているわけではありません。とはいえ、バランスを崩して海に落ちることもあるので、冬はウェットスーツを着て参加するのが基本。ほとんどのショップでレンタルできるので、手ぶらで出かけられますよ。
透きとおった海の上を、すべるように進んでいく感覚はSUPならでは。夏よりも人が少ない冬の海では、静かな水面をのんびりと進む時間を楽しめます。
グラスボート・海中展望塔
「海の中は見たいけれど、濡れるのはちょっと…」という人には、グラスボートや海中展望塔がおすすめ。どちらも普段着のまま、海の中の景色を楽しめます。
船底がガラス張りになったグラスボートは、新原ビーチやブセナ海中公園などで、冬も運航しています。足元に広がるサンゴ礁や熱帯魚を、船に揺られながらのんびり眺められますよ。
ブセナ海中公園には、海の中に建つ海中展望塔もあります。塔の窓から、泳ぐ魚たちを間近に観察できる、ちょっと不思議な空間です。天候によってはグラスボートが欠航することもあるので、出かける前に運航状況を確認しておきましょう。
冬の沖縄の海遊びに合った服装と持ち物
冬の沖縄の海では、アクティビティの種類によって必要な準備が変わります。海に入るのか、船の上で過ごすのかで、持ち物を考えておくと安心です。
シュノーケリング・ダイビング・SUPのとき
船に乗るアクティビティは、海に入らないぶん普段着で参加できます。ただ、冬の海の上は季節風が吹きつけ、じっとしていると体が冷えやすいもの。とくに沖へ出るホエールウォッチングでは、しっかりとした防寒着が欠かせません。
- 水着(ウェットスーツの下に着ます)
- 着替えとタオル
- 海から上がったあとに羽織る上着
冬は日が陰ると、風が冷たく感じられます。風を通しにくいジャケットがあると、体温を保ちやすく便利ですよ。
ホエールウォッチング・グラスボートのとき
船に乗るアクティビティは、海に入らないぶん普段着で参加できます。ただ、冬の海の上は陸より風が強く、じっとしていると体が冷えやすいもの。とくに沖へ出るホエールウォッチングでは、しっかりとした防寒着が欠かせません。
- ダウンジャケットなどの防寒着
- 濡れてもよい、動きやすい服装
- 滑りにくい靴
- 酔い止め薬(船酔いが心配な方)
波しぶきがかかることもあるので、汚れたり濡れたりしても気にならない服を選ぶと、思いきり楽しめます。
冬の沖縄の海に関するよくある質問
泳げなくはありませんが、おすすめはできません。冬の海水温は約22〜25℃まで下がり北風の吹く日も多いため、海から上がると濡れた体に風が当たって、かなり寒く感じます。また、多くのビーチでは遊泳期間が決められていて、冬は遊泳期間外にあたります。
はい、できます。沖縄には冬もシュノーケリングや体験ダイビングのツアーを開催しているショップがあり、ウェットスーツを着て参加します。冬は水温が下がるぶんプランクトンが少なくなり、海の透明度が上がるのも魅力です。
ホエールウォッチングのツアーは、おおむね12月から3月ごろにかけて開催されています。那覇などの沖縄本島から出航するツアーと、慶良間諸島の座間味島から出航するツアーがあります。
ホエールウォッチングやグラスボート、海中展望塔なら、普段着のまま海を楽しめます。グラスボートは新原ビーチやブセナ海中公園などで冬も運航していて、船底のガラス越しにサンゴ礁や熱帯魚を眺められます。
まとめ
冬の沖縄の海は、泳げなくはないものの、水着での海水浴はおすすめできません。海水温は約22〜25℃まで下がり、海から上がると北風で一気に寒さを感じます。多くのビーチでは、冬は遊泳期間外にもあたります。
とはいえ、冬の海の楽しみがなくなるわけではありません。船でザトウクジラに会いに行ったり、ウェットスーツを着て透明度の高い海の中をのぞいたり。濡れずに海の中を眺められるグラスボートもあり、夏とは違う楽しみ方が待っています。
どのアクティビティでも、冬は寒さへの備えが大切です。海に入るなら上がったあとに羽織る上着を、船に乗るならダウンジャケットなどの防寒着を用意しておきましょう。
夏のにぎわいが落ち着いた冬の海は、ゆったりと自然を味わえる季節。しっかり寒さ対策をして、冬ならではの沖縄の海を楽しんでくださいね。

