2026.10.21 石垣島のバスはどこまで行ける?路線・料金とお得なフリーパスまとめ

「石垣島のバスって、どこまで行けて、いくらかかるんだろう」
そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
石垣島の路線バスは、石垣空港や川平湾はもちろん、島の北端にある平野まで走っています。運賃は距離に応じて変わり、遠くまで行く日は乗り放題のフリーパスを使うとお得に回れます。
この記事では、バス会社ごとの路線と行き先、運賃、空港と石垣港離島ターミナルを結ぶバス、フリーパス、路線バスで巡るモデルコースまでをまとめました。
この記事のポイント
- 石垣島の路線バスは、島内全域を走る東バスと、空港と石垣港離島ターミナルを直行で結ぶカリー観光の2社が運行しています。
- 支払いは現金かクレジットカードのタッチ決済で、交通系ICカードは使えません。
- 東バスの運賃は初乗りが180円で、バスターミナルから川平までは片道770円です。
- 石垣空港と石垣港離島ターミナルの間は、2社とも大人片道550円です。
- 東バスの1日フリーパスは1,000円で、購入から24時間乗り放題になります。
- 2社のバスに乗れる石垣島バス周遊フリーパスは、2日券が1,500円、3日券が2,000円です。
※運賃や時刻は2026年10月時点の情報です。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。
石垣島のバスは東バスとカリー観光の2社
石垣島で路線バスを運行しているのは、東運輸株式会社と有限会社カリー観光の2社です。島内をくまなく走るのが東運輸、空港と港を直行で結ぶのがカリー観光と、役割が分かれています。
「東バス」の名前で親しまれているのが東運輸です。石垣港離島ターミナルからバスで3分の場所にある「バスターミナル」を拠点に、系統1〜11と系統13の路線を走らせています。空港、川平、米原、伊原間、平野と、島のほぼ全域が行き先に入ります。
カリー観光の路線は1本だけ。石垣空港と石垣港離島ターミナルの間を、途中の停留所に止まらずに走ります。
| 項目 | 東運輸(東バス) | カリー観光 |
|---|---|---|
| 走るエリア | 島内全域 | 石垣空港と石垣港離島ターミナルの間 |
| 路線 | 系統1〜11、系統13 | 直行バス1路線 |
運賃の支払いは、2社とも現金かクレジットカードのタッチ決済です。Suicaなどの交通系ICカードは使えません。
出典:東運輸株式会社|路線バス案内
出典:カリー観光|石垣空港~石垣港離島ターミナル直行バス
石垣島の路線バスの主な路線と行き先

東バスの路線は、どの系統もバスターミナルを発着し、空港や川平、平野といった行き先との間を走っています。運賃は乗る距離に応じて変わり、初乗りは180円。主な行き先と、バスターミナルからの片道運賃(大人)は次のとおりです。
| 行き先 | 主な系統 | 運賃(大人) |
|---|---|---|
| 石垣空港 | 系統4、系統10 | 550円 |
| フサキビーチリゾート | 系統9 | 360円 |
| 川平(川平湾) | 系統9 | 770円 |
| 米原ヤシ林入口(米原のヤエヤマヤシ群落) | 系統11 | 910円 |
| 玉取(玉取崎展望台) | 系統5、系統6 | 1,000円 |
| 伊原間(平久保半島の付け根の集落) | 系統5、系統6 | 1,150円 |
| 平野(島最北端の集落) | 系統5、系統6 | 1,500円 |
小人(6歳以上12歳未満)の運賃は大人の半額で、6歳未満の幼児は大人1人につき1人まで無料です。障害者手帳か手帳アプリを提示すると、本人と介助者が半額になります。
石垣空港から川平へは、系統11が1日2便、乗り換えなしで直通しています。運賃は860円です。
石垣空港と石垣港離島ターミナルを結ぶバス
石垣空港と石垣港離島ターミナルの間は、東バスの空港線とカリー観光の直行バスが走っています。運賃はどちらも片道550円で、所要時間は30〜40分ほど。空港の乗り場は、国内線ターミナルの中央出入口を出て左側にあります。
東バスの空港線は30分間隔で片道550円
東バスの空港線は、系統4と系統10の2路線です。メインは系統4で、日中は30分間隔で走り、バスターミナルと空港の間を約35分で結びます。系統10はアートホテル石垣島やANAインターコンチネンタルを経由する路線で、1日5便と本数は限られます。
| 項目 | 系統4 | 系統10 |
|---|---|---|
| 主な経由地 | 平得、大浜、宮良、白保 | アートホテル石垣島、ANAインターコンチネンタル、大浜、宮良、白保 |
| バスターミナル発 | 6時30分から20時まで30分間隔、最終は21時 | 7時45分、10時45分、12時45分、13時15分、14時45分 |
| 石垣空港発 | 7時15分、7時45分、8時30分から21時まで30分間隔、最終は21時45分 | 8時45分、11時45分、13時45分、14時15分、15時45分 |
| 所要時間 | 約35分 | 約40分 |
系統4の夜の便には、石垣港離島ターミナルを通らないものがあります。バスターミナルを20時と21時に出る便と、空港を19時30分以降に出る便です。港の周辺で乗り降りしたい方は気をつけてください。
運賃は、空港と離島ターミナルの間で片道550円(大人)です。小人(6歳以上12歳未満)は大人運賃の半額になります。往復するなら、大人1,000円、小人500円の往復乗車券を使うと、片道ずつ払うより100円安くなります。
カリー観光の直行バスはノンストップ30分
カリー観光の直行バスは、石垣空港と石垣港離島ターミナルの間を途中停車なしで走ります。日中は30分間隔で、所要時間は約30分。早朝と19時台後半以降は便がなく、その時間帯は東バスのみの運行になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 石垣空港発 | 9時35分、10時5分から18時35分まで30分間隔、最終は19時5分 |
| 石垣港離島ターミナル発 | 8時40分から18時10分まで30分間隔 |
| 所要時間 | 約30分 |
運賃は、大人が片道550円、小人が280円です。乗車時に前払いし、現金かクレジットカードのタッチ決済で支払います。
石垣島を一周する東バスの定期観光バス
東バスは路線バスとは別に、島の名所を約5時間で一周する定期観光バスを毎日運行しています。乗り継ぎや帰りの時刻を気にせず、主な景勝地をまとめて回りたい方に向いたバスです。
コースはバスターミナル発着で、石垣島鍾乳洞、川平公園、玉取崎展望台の3か所で下車して見学します。米原のヤシ原生林や宮良川のヒルギ林は、車窓から眺めます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運行 | 毎日(台風接近時は運休の場合あり) |
| 時間 | バスターミナルを9時15分に出発、14時に到着 |
| 料金 | 大人6,500円、小人(6歳から11歳)4,800円、昼食付き |
| 予約 | 前日17時まで空席があれば当日も乗車可 |
| 乗車場所 | 東運輸バスターミナル(石垣市美崎町3番地) |
1日フリーパスなどの路線バスの乗車券では乗れないため、別に料金が必要です。
石垣島のバスが乗り放題になるフリーパス
石垣島のバスには、乗り放題のフリーパスが3種類あります。東バスで使える紙のパスが2種類、東バスとカリー観光の両方で使えるデジタルのパスが1種類です。
| 名称 | 使えるバス | 期間と料金(大人) |
|---|---|---|
| 1日フリーパス | 東バス | 24時間で1,000円 |
| みちくさフリーパス | 東バス | 3日間で2,000円 |
| 石垣島バス周遊フリーパス | 東バス、カリー観光 | 2日券1,500円、3日券2,000円 |
小人料金は、いずれも大人の半額です。
2社で使える石垣島バス周遊フリーパス
東バスとカリー観光のどちらにも乗れるのが、「石垣島バス周遊フリーパス」です。ジョルダンの「乗換案内」アプリで購入するデジタルチケットで、乗るときはスマートフォンにチケットを表示して、認証機で読み取るか係員に見せます。
購入時には、離島への定期航路の往復乗船券や、川平湾のグラスボートなどをオプションで追加できます。西表島のバスにも乗れる「石垣・西表周遊フリーパス」もあり、こちらは2日券3,000円、3日券4,000円、4日券4,500円(いずれも大人)です。
出典:ジョルダンモバイルチケット|石垣・西表 周遊フリーパス
東バスの1日フリーパスとみちくさフリーパス
東バスの全路線に乗れるフリーパスが、1日フリーパスとみちくさフリーパスです。バスターミナルの窓口のほか、路線バスの車内でも買えます。
1日フリーパスは、買った時刻から24時間有効。午後に買えば、翌日の同じ時刻まで使えます。バスターミナルから川平までは片道770円で、往復すると1,540円。1,000円の1日フリーパスのほうがお得です。みちくさフリーパスは3日間乗り放題で、数日かけて島を回りたいときに向いています。
どちらも、乗り降りの際に乗務員へ提示してください。定期観光バスには使えません。
バスで巡る石垣島の観光モデルコース

路線バスでも、系統を選べば島の見どころをつないで回れます。ここでは、バスターミナルから乗る2つのコースを紹介します。どちらも本数が限られる路線なので、途中で降りるときは次の便の時刻を確かめておきましょう。
系統9で西海岸から川平湾へ向かうコース
系統9(川平リゾート線)は、バスターミナルから西海岸沿いを走り、川平湾へ向かう路線です。川平までは片道770円。途中で乗り降りするなら、1日フリーパス(1,000円)が向いています。
- 石垣やいま村入口で降りると、八重山の古い家並みを再現したテーマパーク「石垣やいま村」があります。
- 川平公園前で降りると、石垣島を代表する景勝地の川平湾です。グラスボートで海の中をのぞいたり、隣接する島の駅カビラガーデンで買い物をしたりできます。
系統5・系統6で東海岸を北上するコース
系統5と系統6(平野線)は、バスターミナルから白保、石垣空港を通り、東海岸を島の北端まで走る路線です。玉取崎までは片道1,000円、終点の平野までは1,500円かかるので、こちらも1日フリーパスがお得です。
- 白保で降りると、サンゴ礁の海で知られる白保の集落を歩けます。
- 玉取崎で降りると、海を見渡せる玉取崎展望台があります。
- 終点の平野は、島の最北端にある集落です。
北部は便数が少なく、日曜や祝日に運休になる便もあります。帰りのバスの時刻は、出発前に必ず見ておいてください。
石垣島のバスに関するよくある質問
使えません。東バスもカリー観光も、支払いは現金かクレジットカードのタッチ決済です。
運賃は、東バスの空港線もカリー観光の直行バスも、大人片道550円です。所要時間はカリー観光が約30分、東バスの系統4は終点のバスターミナルまで約35分かかります。
東バスの1日フリーパスとみちくさフリーパスは、バスターミナルの窓口と路線バスの車内で買えます。東バスとカリー観光の両方に乗れる石垣島バス周遊フリーパスは、ジョルダンの「乗換案内」アプリで購入します。
東バスの路線バスは予約制ではなく、そのまま乗車できます。ただし、立ち席を含めて満席になると乗れないため、その場合は次の便を待つことになります。
まとめ
石垣島のバスは、空港から川平湾、そして島の北端まで、思っている以上に広い範囲を結んでいます。路線バスだけでも、行ける場所は意外と多いものです。
運賃は距離に応じて上がり、川平までは片道770円。少し遠くまで往復する日は、1,000円の1日フリーパスに切り替えるだけで出費を抑えられます。
本数が限られる路線もあるので、出かける前に時刻表を確かめておけば準備は万全です。バスに揺られながら石垣島の景色をのんびり楽しんでみてくださいね。

